燃費が良いエコタイヤにしたいんだけど、どれがおすすめ?
そんな疑問にお答えします。
当記事を読めば、エコタイヤの選び方とおすすめ商品が分かります。
燃費を向上させ、CO2の排出を削減できるエコタイヤ。
実は、市場に出回っているタイヤのうち、7割以上がエコタイヤなんです。
以前のエコタイヤは、低燃費を実現するためにグリップ力を犠牲にしたものも多かったのですが、最近は高性能で乗り心地の良いエコタイヤが増えてきています。
でも、エコタイヤは種類が多いので、どれを選べばいいのか分からないという人も多いはず。
そこで今回は、エコタイヤの選び方とおすすめ商品を詳しく解説します。
クリックできる目次
- 1 「エコタイヤ」と「低燃費タイヤ」の違い
- 2 エコタイヤの選び方
- 3 おすすめのエコタイヤ
- 3.1 GOODYEAR(グッドイヤー) 低燃費タイヤ EfficientGrip ECO EG02
- 3.2 ブリヂストン(BRIDGESTONE) NEXTRY PSR07297
- 3.3 ダンロップ(DUNLOP) エナセーブ EC204
- 3.4 ファルケン(FALKEN) SINCERA SN832i
- 3.5 トーヨー(TOYO)PROXES CF2S
- 3.6 ヨコハマ(YOKOHAMA) BluEarth RV-02
- 3.7 ミシュラン(MICHELIN) ENERGY SAVER +
- 3.8 日本グッドイヤー(GOODYEAR) GT-Eco Stage
- 3.9 ピレリ(PIRELLI) CINTURATO P1
- 4 さいごに
「エコタイヤ」と「低燃費タイヤ」の違い

エコタイヤとは、燃費性能に優れたタイヤのことです。
2010年に一般社団法人日本自動車タイヤ協会(JATMA)が、「グレーディングシステム(等級制度)を定め、それまでバラバラだったエコタイヤの基準が統一されました。
エコタイヤの中でも、JATMAの基準値をクリアしているものだけが「低燃費タイヤ」と呼ばれています。
低燃費タイヤは、燃費性能と安全性が両立されているタイヤなんです。
エコタイヤの選び方
転がり抵抗係数のランクをチェック

エコタイヤを選ぶ上で、必ずチェックしておきたいのは燃費の良さ。
燃費が向上するかどうかは、「転がり抵抗係数」である程度判断できます。
転がり抵抗係数は、抵抗が少ないものから
- AAA
- AA
- A
- B
- C
という5つのランクが定められています。
5つのランクのうち、AAA、AA、Aと表示されているタイヤだけがエコタイヤになります。
燃費の良さでエコタイヤを選ぶのなら、「AAA」がおすすめ。
燃費が良くなると同時に、CO2の排出削減にもつながります。
ウェットグリップ係数も必ずチェック

転がり抵抗係数と併せて確認しておきたいのが、「ウェットグリップ係数」です。
ブレーキをかけた際、しっかりと止まる制動性もタイヤには重要な要素です。
安全に走行するために重要な、ウェットグリップ性能。
ウェットグリップ係数は、
- a
- b
- c
- d
- e
の4段階に定められています。
制動性に一番優れているのは、「a」のタイヤ。
しっかりとブレーキが効くエコタイヤを選ぼうと思ったら、「b」以上のランクを選ぶのがおすすめです。
低燃費タイヤのランクで選ぶ

転がり抵抗係数が「A」以上で、ウェットグリップ係数が「d」以上と認められたものだけが、低燃費タイヤとして販売されています。
燃費性能と安全性能の両方優れているので、安心してドライブできます。
愛車に合ったサイズか

エコタイヤのサイズ選びは、基本的に純正タイヤと同じサイズを選ぶのがおすすめです。
タイヤの低燃費性能がどんなに優れていても、クルマとの相性が悪ければ燃費も悪くなります。
タイヤサイズは、タイヤの側面に「205/55R17」のように表記されています。
- 最初の205はタイヤの幅(mm)
- 55は断面の高さを扁平率(%)で表したもの、
- 17はタイヤの内径/インチ
タイヤの外径を変えてしまうと、スピードメーターが正しく表示されないなどの不具合が起きやすくなります。
愛車に合ったサイズのタイヤを選ぶ必要があります。
高価なエコタイヤに交換しても、必ず燃費が良くなるとは限らない

エコタイヤは、高価な商品ほど低燃費性能に優れているというわけではありません。
また、いくら低燃費性能に優れているとしても、乗り心地やグリップ力が悪ければ、安全な走行ができない可能性があります。
エコタイヤの種類にもよりますが、普通のタイヤからエコタイヤに換えることで、燃費は1~5%向上するといわれています。
- 高速道路を走行することが多い
- 長距離移動が多い
- ほとんど近距離の街乗り中心
など、クルマを普段どのように使う機会が多いか考えた上で、自分に合ったエコタイヤを選ぶのがおすすめです。
おすすめのエコタイヤ
GOODYEAR(グッドイヤー) 低燃費タイヤ EfficientGrip ECO EG02
特殊シリカを配合し発熱を抑えることで、高いレベルの低燃費性能と耐摩耗性能を両立したタイヤ。
タイヤの接地圧が最適化されているため、摩耗が均等化され長寿命を実現。
中心に刻まれた3本の溝が、高い排水性を発揮して雨の日もしっかり路面をグリップしてくれます。
ブリヂストン(BRIDGESTONE) NEXTRY PSR07297
ブリヂストンのベーシックモデルエコタイヤ「NEXTRY」。
先進技術「ナノプロ・テック」を採用することで、トレッドゴムの熱ダレを軽減。
エネルギーロスを抑え、低燃費性にすぐれています。
ウェット性能・ドライ性能・乗り心地といった基本性能をしっかり確保しています。
全部で71サイズ用意されているので、セダンから軽・コンパクトカーまで幅広い車種に対応しています。
ダンロップ(DUNLOP) エナセーブ EC204
耐摩耗性に優れた、エナセーブ「EC204」。
路面に対する設置面積を増やすことで、耐摩耗性はもちろん偏摩耗にも強くなっています。
タイヤの片側だけが極端に減ってしまうことを防止できるため、安全で長く使えるお得なタイヤです。
価格と性能のバランスに優れている、コスパに優れたエコタイヤです。
ファルケン(FALKEN) SINCERA SN832i
発熱や不要なエネルギー消費を抑えることで、低燃費を実現した「SINCERA」。
シリカの比率を上げることでゴムの柔軟性を高めており、路面との接地面を広げることで、高いウェットグリップ性能があります。
コーナリング時の安定性にも優れた、性能のバランスが非常に高いエコタイヤです。
トーヨー(TOYO)PROXES CF2S
高速走行時の安定性に優れた「PROXES」シリーズ。
剛性の高いリブを配置し、耐摩耗性に優れたつくりとなっているため、快適な乗り心地を実現してくれます。
燃費の悪いSUVや、長距離走行が多い人におすすめのエコタイヤです。
ヨコハマ(YOKOHAMA) BluEarth RV-02
ウェットグリップ性能は最高ランクのエコタイヤ。
非常に高い制動性を持っており、雨の日はもちろん、高速走行でも安定して走れます。
偏摩耗を低減できる形状にデザインされているので、車体の大きなミニバンやSUVでも高寿命が期待できます。
ミシュラン(MICHELIN) ENERGY SAVER +
幅広い設置面と安定した設置圧を実現してくれる、「ENERGY SAVER +」。
高速走行やカーブでも、安定した走行ができます。
ウェットグリップ性能に優れているので、雨の日でもブレーキの利きが良いのが魅力。
静かで安定した走りを求める人におすすめです。
日本グッドイヤー(GOODYEAR) GT-Eco Stage
低燃費性と耐摩耗性に優れたエコタイヤ。
街乗りはもちろん、高速走行でも安定した走りを実現してくれます。
サイズ展開も豊富なので、軽自動車からミニバンまで幅広い車種に使えます。
ピレリ(PIRELLI) CINTURATO P1
カーレスで有名なPIRELLI (ピレリ)のエコタイヤ。
ウエットな路面でもしっかりとブレーキが利くので、安心して走行できます。
特に、市街地走行時の転がり抵抗を軽減できるので、静かで安定した走りを実現。
幅広い車種に対応したサイズが用意されています。
さいごに
燃費を向上させ、CO2の排出を削減できるエコタイヤ。
実は、市場に出回っているタイヤのうち、7割以上がエコタイヤなんです。
以前のエコタイヤは、低燃費を実現するためにグリップ力を犠牲にしたものも多かったのですが、最近は高性能で乗り心地の良いエコタイヤが増えてきています。
燃費性能と安全性能の両方優れたタイヤを選べば、安心してドライブできます。



https://carup.life/goopitreview
コメントを投稿するにはログインしてください。