エンジン音もうるさくなってきたんだよね。
だからエンジンをリフレッシュさせるために、エンジンオイル添加剤を使ってみようと思っているんだ。
どれが一番効果があるかな?
そんな疑問にお答えします。
当記事を読めば、エンジンオイル添加剤の選び方と、愛車の症状に合ったおすすめ商品が分かります。
エンジンオイル添加剤は、クルマのエンジンオイルの性能を向上させる便利なアイテムです。
整備工場に持ち込むまではないけれど、どうも最近エンジンの調子がおかしい気がする・・・。
そんなとき、エンジンオイルに混ぜて使えば、トラブル解消に一役買ってくれるかもしれません。
でも、エンジンオイル添加剤は、商品によって期待できる効果は違います。
クルマのエンジンに適合した商品を使わないと、かえって症状が悪化してしまう恐れもあるんです。
豊富な種類の商品が販売されている中で、どれを選べばいいのか迷ってしまう人も多いはず。
そこで今回は、エンジンオイル添加剤の選び方と、愛車の症状に合ったおすすめ商品について詳しく解説します。
クリックできる目次
- 1 エンジンオイル添加剤とは
- 2 エンジンオイル添加剤の選び方
- 3 おすすめのエンジンオイル添加剤
- 3.1 ワコーズ EPS エンジンパワーシールド E171 280ml
- 3.2 ワコーズ S-FV・S スーパーフォアビークルシナジー E134
- 3.3 シュアラスター ループ エンジンリカバリー SurLuster LP-43
- 3.4 KURE(呉工業) オイルシステム 多走行車用N
- 3.5 PITWORK(ピットワーク) エンジンスムーザー KA150-25083
- 3.6 KURE(呉工業) オイルシステムデュアルフ2120
- 3.7 GRP NEW GRP 807α オイル添加剤 GRP-10040
- 3.8 スーパーゾイル SUPER ZOIL eco for 4cycle 4サイクル用
- 3.9 D1ケミカル SOD-1Plus
- 4 さいごに
エンジンオイル添加剤とは
エンジンオイル添加剤とは、エンジンオイルに混ぜて使うだけで、
- 燃費の向上
- エンジン内部の洗浄
- 防サビ効果
- オイル漏れの防止
といった効果が期待できる商品です。
エンジンのオーバーホールを整備工場に依頼するとなると、時間がかかるし費用もかかるもの。
でも、エンジンオイル添加剤を使えば、オイル交換の際に混ぜるだけで症状が改善するかもしれません。
注意したいのは、エンジンオイル添加剤を使っても、必ずしも効果を実感できるとは限らないということ。
エンジンオイル添加剤は、エンジン周りをリフレッシュさせるための、いわばクルマの栄養剤のようなものです。
オイルの粘度が変わってしまうため、使い方によってはオイルの性能を悪化させてしまう場合もあります。
また、海外製のエンジンオイル添加剤の中には、日本では禁止されている成分が含まれているものもあります。
エンジンオイル添加剤を使用する場合は、不具合の原因をよく調べた上で使う必要があります。
エンジンオイル添加剤の選び方
エンジンの種類に合わせて選ぶ

エンジンオイル添加剤選びで一番重要なのは、愛車のエンジンに適したタイプを選ぶということ。
- ガソリン車
- ディーゼル車
- ハイブリッド車
- オートバイ
では、それぞれエンジンの構造が違います。
エンジンオイル添加剤を選ぶ際は、必ず対応するエンジンを確認しておく必要があります。
症状に合わせた効果で選ぶ

エンジンオイル添加剤は、商品によって期待できる効果が違います。
主に
- 燃費性能を向上させる
- エンジンの異音や振動を解消させる
- オイル漏れを防ぐ
という3つの効果が期待できますが、すべての効果を兼ね備えたエンジンオイル添加剤はありません。
愛車にどんな症状が見られて、どんな効果を求めるかで選び方は変わってきます。
燃費性能を向上させたい場合
愛車の燃費が悪くなってきたと感じた場合は、
- 潤滑
- 洗浄
- 防サビ
など、オイルの基本性能を向上させるエンジンオイル添加剤を選ぶのがおすすめです。
エンジンの異音や振動を解消させたい場合
エンジンの異音や振動が気になってきた場合は、機能回復やリフレッシュ効果が期待できるエンジンオイル添加剤を選ぶのがおすすめです。
エンジン内部に被膜を形成し、金属同士の摩擦負担を軽減して、エンジントラブルを改善してくれます。
走行距離が多い車両や年式が古い車両は、エンジン内部の劣化が進んでいることが考えられます。
エンジンオイル添加剤を使えば、エンジンオイルの粘度を保ち、エンジン音を抑えることができます。
オイル漏れを防ぎたい場合
- エンジンオイルの減りが早い
- マフラーから白煙が出る
- 駐車場の路面に油シミができている
という場合は、シールド効果のあるエンジンオイル添加剤を選ぶのがおすすめです。
エンジン内部の金属を繋ぐゴム状のシール類を補修して、オイル漏れを防いでくれます。
ただし、添加剤で完全に回復させることはできません。
オイル漏れがひどい場合は、整備工場などでメンテナンスを受ける必要があります。
おすすめのエンジンオイル添加剤
ワコーズ EPS エンジンパワーシールド E171 280ml
ダイラタント液体ポリマーを配合した、エンジンオイル漏れ止め防止剤。
油膜を厚くし、オイル漏れ・オイル上がり・オイル下がりを防止してくれます。
オイルの性能向上とともに、エンジンの出力を回復してくれる優れもの。
特に過走行車や年式の古いクルマにおすすめです。
オートバイには使用できません。
ワコーズ S-FV・S スーパーフォアビークルシナジー E134
ワコーズが誇るオーガニックFMと、富士フィルムの超分子技術によって、エンジン内部をしっかり保護。
特にエンジンオイルの潤滑性能を向上させるため、エンジン始動時やアクセルを踏んだ時のレスポンスが良くなります。
さらに、エンジン内部の汚れを溶かして洗浄する効果も期待できます。
シュアラスター ループ エンジンリカバリー SurLuster LP-43
独自開発のループシールドで、エンジン内部の摩擦を軽減し、ピストンの動きをスムーズにしてくれるエンジンオイル添加剤。
金属摩耗を減らすことで、燃費の向上やエンジンパワーの回復といった効果を期待できます。
経年劣化で燃費が落ちてきたクルマや、走行距離の多いクルマにおすすめです。
エンジンを劣化させる、塩素などの有害物質を一切含んでいません。
KURE(呉工業) オイルシステム 多走行車用N
5年または5万km以上走行したエンジンのコンディションを回復させる、多走行車用エンジンオイル添加剤。
ピストンリングの汚れを落として、動作不良を解消してくれます。
また、シリンダー内の圧縮力を高めて、パワー回復効果も期待できます。
PITWORK(ピットワーク) エンジンスムーザー KA150-25083
日産車用に開発されたエンジンオイル添加剤。
メーカー問わず、ガソリン車・ディーゼル車に使用できます。
シリンダーの擦れを軽減してくれるので、アクセルレスポンスの改善や燃費向上が期待できます。
特に走行距離が短いクルマに使用すると効果的です。
KURE(呉工業) オイルシステムデュアルフ2120
2つの液をブレンドして使うエンジンオイル添加剤。
プロテクションコート効果のある1液と、摩耗軽減効果に優れた2液が、エンジンのコンディションを最適な状態に保ってくれます。
エンジンノイズやアイドリング時の騒音を軽減し、燃費向上効果が期待できます。
GRP NEW GRP 807α オイル添加剤 GRP-10040
高潤滑性能を持ったエンジンオイル添加剤。
クルマだけでなく、国内外の航空・宇宙・軍事などさまざまな機関で使われていいます。
熱や酸化に強い成長性被膜を形成し、長期間エンジンを保護してくれます。
スーパーゾイル SUPER ZOIL eco for 4cycle 4サイクル用
オイル交換のサイクルを2~3倍延ばすことができるエンジンオイル添加剤。
エンジンのダメージ回復を促し、摩耗を抑えることで部品の寿命を延ばしてくれます。
オイルの酸化防止効果も高いため、オイル交換のタイミングを延ばし、メンテナンスの手間と費用を軽減することができます。
D1ケミカル SOD-1Plus
水に溶けにくい中世化合物をベースにした、化学合成オイル添加剤。
強力な洗浄作用を持っているので、フラッシングや機械洗浄では落ちにくい汚れも分解してくれます。
熱に強いため、夏場や高速走行時でもオイルの粘度変化を抑えられ、エンジン内部をしっかり保護してくれます。
さいごに
エンジンオイル添加剤は、クルマのエンジンオイルの性能を向上させる便利なアイテムです。
整備工場に持ち込むまではないけれど、どうも最近エンジンの調子がおかしい気がする・・・。
そんなとき、エンジンオイルに混ぜて使えば、トラブル解消に一役買ってくれるかもしれません。
クルマの症状に合わせてエンジンオイル添加剤を選べば、燃費向上や騒音軽減効果が期待できます。



