LEDヘッドライトにしようと思っているんだけど、どれがいいかな?
そんな疑問にお答えします。
当記事を読めば、車用LEDヘッドライトの選び方とおすすめ商品が分かります。
クルマのヘッドライトには、ハロゲンやHIDライトが使われている場合が多いのですが、最近はLEDヘッドライトも増えてきています。
LEDは従来のヘッドライトに比べて、長持ちで消費電力が少なく、すぐに明るくなるという特徴があります。
でも、
- 自分のクルマに合ったLEDヘッドライトがどれか分からない
- とにかく明るいものが欲しい
- 雪が多い地域で使うのは向いていないと聞いたけれど、どうなの?
なんて疑問に思っている人も多いはず。
そこで今回は、車用LEDヘッドライトの選び方とおすすめ商品を詳しく解説します。
車用LEDヘッドライトの選び方
明るさ(ルーメン数)をチェックする

まず最初にチェックしたいのが、ライトの明るさです。
LEDの明るさは、「ルーメン(lm)という単位で表示されます。
数値が大きければ大きいほど明るいということになりますが、注意したいのは「ルーメンはすべての方向に放出される光の量をあらわしている」ということ。
つまり、前方や地面に当たる光だけでなく、前後左右全てに放出される光の量の合計が「ルーメン値」として表示されているんです。
純正のLEDヘッドライトの場合はしっかりと配光されていますが、市販品の場合は純正品と配光が違う場合もあります。
そうなると、「ルーメン値は高いのに、なんだか暗く感じる」ということになるかもしれません。
また、商品によっては「バルブ1本あたり」「バルブ2本の総計」など、ルーメン値の表示兵法が違っています。
商品を比較する場合は、1本あたりに換算して確認するのがおすすめです。
光の色をチェックする

LEDの色は、ケルビン(k)で表示されています。
一般的に、6000前後のケルビン数が純白に近いスッキリとした色になっています。
4000前後は黄色がかった色で、純正ヘッドライトに採用されることが多く、広範囲に光が伸びやすいのが特徴です。
8000以上になると、青みがかった色になり、かなり目立ちます。
放熱性をチェックする

長寿命のはずのLEDがすぐに点灯しなくなるのは、熱による故障が大半を占めています。
LEDは熱に弱いので、きちんと冷却しないと壊れやすくなります。
そのため、LEDヘッドライトは放熱性を高めるために熱伝導性の高い素材を使うなどして、効率的に冷却できるように設計されています。
冷却方法には2つのタイプがあり、
- ファンタイプ
- ヒートシンクタイプ
から選べます。
ファンタイプ
ファンで空気を循環させて、強制的に熱を放出してくれるタイプのLEDです。
ファンの回転音が発生するので、運転中に音が気になるかもしれません。
しかし、暑い地域で運転する機会が多い場合は、冷却効率の高いファンタイプを選ぶのがおすすめです。
ヒートシンクタイプ
ファンレスタイプとも呼ばれる、冷却ファンが付いていないタイプです。
回転するファンがないため運転中にノイズが気になることはありません。
商品によっては、放熱性を高めるためにサイズが大きめになっている場合もあります。
サイズが大きいと取り付けられない場合もあるので、愛車に合ったサイズかどうかをチェックしておくことは大切です。
バルブの規格をチェック
愛車に取り付けられるLEDヘッドライトかどうか、バルブの規格を必ずチェックしておきます。
ヘッドライトに使われるバルブはたくさんの規格があり
- H4
- H8
- H16
などがあります。
愛車のヘッドライトバルブの規格が分からない場合でも、LEDバルブメーカのサイトに行けば簡単に知ることができます。
LEDバルブメーカーの公式サイトでは「適合表」が用意されているので、車種や年式を入力することで、そのクルマに合ったバルブの規格と製品を調べることができます。
おすすめの車用LEDヘッドライト
Autofeel ヘッドライト LED H4
ハロゲンのような発光点と配光のLEDヘッドライト。
2つで8000lmと、非常に明るいのが魅力です。
ケルビン値は6500。
キレイな白色で地面を照らしてくれます。
正常使用で5年間の保証も付いているので、安心して使い続けることができます。
明るさ(1個) | 4000lm |
色温度 | 6500K |
冷却方法 | ヒートシンクタイプ |
Otium 車用LEDヘッドライト 12000lm 6500K
ハロゲン球と同じ発光位置で設計されたLEDヘッドライト。
ほとんどの車種で取り付け可能なサイズです。
ハロゲンよりも50%省エネなのに、明るさは大幅にアップ。
放熱性能にもすぐれたLEDヘッドライトです。
明るさ(1個) | 6000lm |
色温度 | 6500K |
冷却方法 | ファンタイプ |
SUPAREE H4 LED ヘッドライト
ヒートシンクタイプのLEDヘッドライト。
ファンが搭載されていないので、純正ハロゲンランプとほぼ同じサイズとなっており、ほとんどの車種で取り付け可能です。
アルミニウム合金で優れた放熱効果があるため、使用寿命も50000時間あります。
明るさ(1個) | 6000lm |
色温度 | 6500K |
冷却方法 | ヒートシンクタイプ |
AUXITO H4 Hi/Lo LEDヘッドライト
インバータ&ファン一体型の、コンパクトなLEDヘッドライト。
ハロゲンよりも50%消費電力は少なく、明るさは300%アップしています。
長寿命・放熱性・省電力効果に優れた商品です。
明るさ(1個) | 6000lm |
色温度 | 6500K |
冷却方法 | ファンタイプ |
BORDAN h4 LED ヘッドライト HI/LO
純正フィラメントと同位置で発行するので、バルブの光軸調整が必要ないLEDヘッドライト。
ハロゲンよりも50%省エネで、明るさは400%アップしています。
ハイブリッド車やEV車も含め、さまざまな車種に対応しています。
明るさ(1個) | 8000lm |
色温度 | 6500K |
冷却方法 | ファンタイプ |
LIMEY H4 led ヘッドライト Hi/Lo
2個で16000lmと、非常に明るいLEDヘッドライト。
分離型のインバーターを搭載しているため、一体型よりも放熱性・耐久性・省電力性に優れています。
26Vまでのワイドレンジに対応する定電流回路を搭載しているので、ハイブリッド車・EV車にも対応。
多くの車種に対応しているLEDヘッドライトです。
明るさ(1個) | 8000lm |
色温度 | 6500K |
6500K | ファンタイプ |
さいごに
LEDは従来のヘッドライトに比べて、長持ちで消費電力が少なく、すぐに明るくなるという特徴を持っています。
しかし、ハロゲンと違ってLEDは光自体の発熱量が少ないため、雪がヘッドライトに付着しても解けずに積もってしまうことがあります。
またLEDは光が白いものが多いため、雨の日は光の波長の関係で見えづらく感じることも。
LEDヘッドライトの特徴を理解したうえで、愛車に合った商品を選ぶのがおすすめです。
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