メッキの輝きがなくなると、せっかくの高級感も台無しだよ。
なにかいい方法はないの?
そんな疑問にお答えします。
当記事を読めば、ベンツのアルマイトメッキモールの腐食を防ぐ方法が分かります。
欧州車のグリルやドアモール、ルーフレールには、主にメッキが使用されています。
光り輝くパーツは、クルマの高級感を演出するのに欠かせないもの。
でも、長年乗り続けると、ガンコなくすみや雨ジミができやすいパーツでもあります。
どうすれば、クルマのメッキ部品の劣化を防いで、いつまでも美しい輝きを保つことができるのでしょうか。
腐食がひどい場合は、専門店に研磨作業を依頼するか、パーツを新品に交換するしかありません。
そうなる前に、メッキパーツをケミカル剤でコーティングするのがおすすめです。
今回は、ベンツのアルマイトメッキモールの腐食を防ぐ方法について詳しく解説します。
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なぜ、ベンツのメッキパーツは劣化しやすいのか

ベンツをはじめ、BMWやアウディなどの欧州車は、グリルやドアモール、ルーフレールにくすみが出たり雨ジミがつきやすくなっています。
これは、使われている素材が日本の気候に合っていないからです。
ベンツなど欧州車のドアモールやルーフレールに使用されている素材には、主にアルマイトメッキという素材が使用されています。
アルマイトメッキとは、アルミニウムの表面を酸化させてメッキのような被膜をつくり、光沢があり劣化しにくくする表面処理技術のことです。
このアルマイトメッキは、表面が何かコーティングされているわけではありません。
湿度の低いヨーロッパであれば、目立って劣化することはありませんが、湿度の高い日本ではアルマイトメッキが早く劣化し、腐食してしまうんです。
腐食が進んだアルマイトメッキの表面は、研磨剤で磨いても簡単にキレイになりません。
たとえキレイに磨けたとしても、数か月経てばまた腐食して劣化が進んでしまいます。
アルマイトメッキのパーツを磨いてキレイにする方法だけでは、腐食を根本的に解決することはできないんです。
アルマイトメッキモールの腐食を防ぐ方法
こまめな洗車

アルマイトメッキのパーツにくすみや雨ジミができてしまうのは、少しずつ腐食が進んでいるからです。
まずはこまめに洗車して、汚れと水滴をキレイに噴き上げることが大切。
洗車は、メンテナンスの基本です。
市販のクリーナーで磨く
くすみや雨ジミが気になってきたら、市販のクリーナーを使って研磨してみるのがおすすめです。
軽度なくすみであれば、研磨することで腐食の進行を防ぐことができます。
ただし、磨きすぎには注意。
専用クリーナーを使わないと、かえってパーツを痛めてしまう原因にもなります。
コーティングで保護する
コーティングされていないアルマイトメッキは、市販のコーティング剤で保護すれば輝きが長持ちします。
コーティング剤で保護するのにベストなタイミングは、くすみや雨ジミがまだ発生していない新車の状態。
もしもくすみや雨ジミが発生してしまった後でも、専用クリーナーで磨いてからコーティングすれば大丈夫です。
アルマイトメッキのコーティング剤で口コミ評価が高いのが、「メッキング」。
メッキ専用に開発された特殊な保護剤で、メッキ表面にある無数の小さな穴を埋めることで、そざいを外気から完全にシャットアウトしてくれます。
アルマイトメッキが外気に触れなければ、腐食することもなくなるため、新品のメッキを永続的に保ち続けることができるんです。
\史上「最鏡」のコーティング/

プロテクションフィルムで覆う
プロテクションフィルムは、透明性が高く紫外線や風雨から完全に保護してくれるアイテムです。
パット見た目、施工してあるのかどうか分からないのも魅力。
ただし、コーティングに比べてコストがかかってしまうのが気になるところ。
プロテクションフィルムの施工は、専門業者に依頼するのがおすすめです。
自宅に近い整備工場を比較したいと思ったら、グーピットで検索するのがイチバン確実です。
さいごに
ベンツのアルマイトメッキモールは、放っておくとくすみや雨ジミができやすいパーツです。
光り輝くパーツは、クルマの高級感を演出するのに欠かせないもの。
劣化を防いで、いつまでも美しい輝きを保ちたいと思ったら、
- こまめに洗車する
- 軽度な劣化であれば、市販のクリーナーを使って磨く
- コーティング剤で保護する
- プロテクションフィルムで覆う
といった方法がおすすめです。
特に、コーティング剤を使えば永続的にピカピカの輝きを維持できておすすめ。
自分で簡単に施工できるので、コストも抑えられてとってもお得です。



