いったいどうすればいいの?
そんな疑問にお答えします。
当記事を読めば、車一括査定サイト経由で査定を依頼したのに、買取してもらえなかった場合の対処方法が分かります。
愛車を売却しようと思ったら、できるだけ高く売りたいと思う人がほとんどのはず。
高く買い取ってくれる買取業者を探すには、「車一括査定サイト」を利用するのがおすすめです。
車一括査定サイトとは、インターネットで必要事項を入力するだけで、複数の業者に査定依頼を代行してくれるサービスのこと。
サイトを利用すれば、わざわざ1社ずつ買取業者の連絡先を調べて、電話やメールで問い合わせる必要がありません。
そんな便利な車一括査定サイトを利用して、さまざまな業者に査定してもらっても、
「このクルマは、うちでは買い取れません」
と、業者に断られてしまう場合があります。
業者が買取を断る理由はさまざまですが、
「そのクルマを買い取っても、再販できない」
という場合に断られると思っておいて間違いないでしょう。
でも、買取拒否されたクルマでも、買い取ってもらう方法があるんです。
今回は、車一括査定サイト経由で査定を依頼したのに、買取不可と言われた場合の対処方法について詳しく解説します。
車の買取を拒否される理由とは
愛車を売却しようと、中古車買取業者に査定を依頼したのに、買取できないと断られる場合があります。
買取を拒否される主な理由は、次の通り。
- 買い取っても再販できない
- 水没歴がある
- 大きな修復歴がある
- 不正改造されている
- 買取業者のエリア外
- 書類が揃っていない
それぞれ詳しく解説します。
買い取っても再販できない
中古車買取業者は、業者ごとに得意とするクルマのジャンルがあります。
もしもこれまで取り扱ったことのないクルマを買い取ってしまった場合、高く再販できるとは限りません。
そのため、クルマを買い取っても再販できないと買取業者が判断した場合は、買取を拒否されることがあります。
おすすめの対策方法
売りたいクルマが外車や商用車の場合は、専門の一括査定サイトを利用するのがおすすめ。
商用車や特殊車両は、乗用車に比べて高値で買い取ってくれる業者が少ないのが現状です。
その理由は、商用車や特殊車両の価値を判断できないから。
そのため、クルマの特徴に合わせた専用の車一括査定サイトを利用するのがおすすめです。
また、
- 廃車寸前の動かなくなったクルマ
- 事故車
- 新車登録から20年以上経過したクルマ
は、一般的な買取業者では買い取ってもらえない可能性があります。
仮に買い取ってもらえたとしても、査定額は低くなります。
そのため、
- 動かなくなったクルマ
- 年式が古いクルマ
などを専門に買い取る業者に査定を依頼するのがおすすめです。
水没歴がある
ゲリラ豪雨や台風などの影響で、クルマが水に浸かってしまうことがあります。
一度水に浸かってしまったクルマは、「冠水車」や「水没車」と呼ばれます。
こうしたクルマは、たとえ修理しても様々なトラブルが発生する可能性が考えられます。
浸水がひどいクルマだと、買取を拒否されたり廃車にすることを薦められる場合があります。
おすすめの対策方法
水没が理由で買取を拒否された場合は、廃車買取業者に査定を依頼するのがおすすめ。
もしも自走できない場合でも、現地まで水没車を無料で引き取りに来てくれるところがほとんどです。
引き取ったクルマは、海外に輸出されたり、まだ使用できるパーツがあれば修理部品として販売されたりします。
「廃車ラボ」は、持ち込み査定で最大1万円キャッシュバック
クルマを廃車にしようと思ったら、意外とお金がかかるもの。
でも、廃車ラボに申し込めば、廃車引取費用・廃車手続き代行費用・自動車スクラップ費用が全て無料です。
更に、店舗へクルマを持ち込めば、車種によっては最大1万円のキャッシュバックを受けることができます。
クルマが動かない場合でも、全国どこへでも引取りしてくれます。
大きな修復歴や事故歴がある
修復歴車とは、事故や災害などの理由で、車の骨格(フレーム)部分を修復または交換したクルマのことです。
修復歴があると、見た目はキレイでも、将来何らかの不具合が出てくる可能性があります。
また、大きな事故を起こしたクルマは、損傷度合いが激しい場合は高額な修理費が必要となるので、買取を拒否されることもあります。
おすすめの対策方法
修復歴のあるクルマや事故車を売りたい場合は、専門の買い取り業者へ査定を依頼するのがおすすめです。
「カーネクスト」は、1000社以上の自動車関連事業者と提携
カーネクストは、全国1000社以上の自動車関連事業者と提携。
日本全国どこへでも、希望場所まで無料でクルマを引き取りに来てくれます。
動かなくなったクルマのレッカー代は無料。
また、面倒な名義変更や廃車手続きも無料で代行してくれます。
不正改造されている
自動車業界の用語に、「ニコイチ」というものがあります。
これは、別々のクルマの前部分と後部分を接合して、1台のクルマにつくり変えたもののこと。
「ニコイチ」を製作する理由は、
- 盗難車であることを隠すため
- 大破したクルマを再生するため
といった場合がほとんどです。
査定でニコイチであることが分かった場合は、買取を拒否される可能性があります。
おすすめの対策方法
不正改造されているクルマは、買取業者から買取を拒否されたり、査定額が大幅に減額されてしまう可能性があります。
そのため、事故車や廃車を買取してくれる専門業者に査定してもらうのがおすすめです。
買取業者のエリア外
買取業者によっては、遠方にしか店舗が無かったり、出張査定対応エリアではないために、査定や買取を拒否される場合があります。
「全国どこへでも出張買取します」
と謳っている業者でも、遠方まで査定に行っても利益が出ないと判断した案件に関しては、査定自体を断られるケースもあります。
おすすめの対策方法
提携している買取業者数が多い一括査定サイトを使えば、自宅近くの業者に査定してもらうこともできます。
「ユーカーパック」は、最高5000社が入札する一括査定サイト
ユーカーパックは、最高5000社が入札に参加し、一番高い金額を出した業者があなたの愛車を買い取ってくれます。
ユーカーパックに申し込むと、かかってくる電話はコールセンターのスタッフからのみ。
電話では、査定の日程を尋ねられます。
査定は、提携ガソリンスタンドや自宅で行われ、査定結果が買取業者専用ページに公開されます。
査定結果をもとに、全国の業者があなたのクルマに入札します。
個人情報が送信されるのは、ユーカーパックの1社だけ。
査定も1回のみなので、たくさんの業者とやり取りするのが面倒という人におすすめの車一括査定サイトです。
書類が揃っていない
中古車買取業者は、違法な買取を防ぐために、査定するクルマの持ち主があなたであるかどうかを必ず確認します。
そのため、買取査定をしてもらおうと思ったら、最低限クルマの車検証とあなたの身分証明書が必要。
また、クルマを売却する際には、名義変更のためのさまざまな書類を用意しなければなりません。
もしも書類を紛失してしまった場合は、事前に再発行しておく必要があります。
おすすめの対策方法
クルマを売却する際に必要な書類は、普通自動車と軽自動車で異なります。
必要書類を確認した上で、不足しているものが無いか事前にチェックしておきます。
さいごに
全ての中古車買取業者は、それぞれ得意としている取り扱い車種や営業エリアを持っています。
そのため、クルマを売りたいと思っている人全てが満足できる買取業者はありません。
業者が買取を断る理由はさまざまですが、
「そのクルマを買い取っても、再販できない」
という場合に断られると思っておいて間違いないでしょう。
それぞれの車一括査定サイトの特徴を知って、愛車の特徴に合ったサイトを利用すれば、売却できる可能性が高くなります。
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