タイヤの溝が残り少なくなったクルマでも、高く買い取ってもらう方法

男性

タイヤの溝がほとんどなくなってきたんだけど、この状態で買取査定に出すのはやめた方がいいのかな？

そんな疑問にお答えします。

当記事を読めば、タイヤの状態が買取査定に与える影響が分かります。

トラジロー

こんにちは、トラジローです。

愛車を売却しようと思ったら、少しでも高く買い取ってもらいたいもの。

普段あまり洗車しない人でも、査定前はキレイに洗車しておくという人も多いのではないでしょうか？

また、タイヤの溝が多く残っている方が高額で買い取ってもらえるかもしれないと考えて、タイヤをチェックする人もいるかもしれません。

ほかにも、値段の高いスタッドレスタイヤを履いていた方が、査定額が上がるのではないかと思われがちです。

買取査定で、タイヤの溝が多く残っている方が評価が高いのでしょうか？

また、スタッドレスタイヤを履いていれば高く買い取ってもらえるのでしょうか？

実は、

「溝の深さは査定額に影響を与えるが、スタッドレスタイヤかどうかはさほど影響がない」

ものなんです。

今回は、タイヤの状態が買取査定に与える影響について詳しく解説します。

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タイヤの状態が買取査定に与える影響

買取査定では、クルマに装着されているタイヤの溝の深さは、1.6mm以上あるのが基準とされています。

タイヤの溝が1.6mm以上あれば、査定額が減額されることはまずありません。

逆に、タイヤ溝が5mm以上ある場合はプラス査定となる場合があります。

その理由は、多くの中古車買取業者では、買取査定の基準となっているのが、日本自動車査定協会が毎月設定している「査定基準価格」だから。

ここには、クルマの状態に関係なく、メーカーや車種、グレードでどのくらいの価値になるかという指標が設定されています。

クルマの買取査定では、この指標をもとに査定員がクルマの状態を確認して、加減点を決めます。

主な確認事項は

です。

状態によってマイナス査定となる場合がありますが、標準状態よりも状態が良ければ、点数が加算されます。

日本自動車査定協会の定めている査定基準には、「タイヤの残り溝は1.6mm以上が標準」と定められています。

残り溝が1.6㎜以上あれば、プラス査定にもマイナス査定にもなりません。

ただし、タイヤの残り溝が5mm以上ある場合はプラス査定となります。

タイヤのプラス査定の金額は、次のように決められています。

反対に、タイヤの残り溝が1.6mm以下の場合は、次のように減点されてしまいます。