そんな疑問にお答えします。
当記事を読めば、高く売れるクルマの特徴が分かります。
新しくクルマを購入する際に、売却する時のことまで考えて選ぶ人は少ないのではないでしょうか?
乗り心地や運転のしやすさ、燃費の良さ、デザインで選ぶ人が多いはずです。
でも、将来クルマを乗り換えることを考えると、少しでも高く下取りや買取してもらえるクルマを選ぶのは賢い選択。
中古車の買取価格は、人気の車種やカラー、売却のタイミング、走行距離やキズの具合など、様々な要因でその価値が変わってきます。
将来高値で売れるクルマとは、一体どんなクルマなんでしょうか?
今回は、高く売れるクルマの条件について、詳しく解説します。
高く売れるクルマの特徴
新車でクルマを購入した人は、最初の車検を迎える3年目や、2回目の車検を迎える5年目で新しいクルマに乗り換える場合が多いようです。
車種や状態にもよりますが、新車登録から3年で走行距離3万kmのクルマの売却金額は、新車価格の40%~60%程度となります。
クルマを手放す際にいくらで売れるかというのは、車種・年式・ボディーカラー・走行距離などによって変動するため、正確に予測するのは不可能。
では、どんな条件が揃えば、クルマは高く売れるのでしょうか。
自動車メーカーによって買取金額が違う
メーカー別で比較すると、販売台数の多いトヨタのクルマは、高く売れる傾向にあります。
海外でも、トヨタのクルマは人気があるので、たとえ状態の悪いクルマでも輸出用に買い取ってもらえるケースが多くあります。
また、メルセデス・ベンツやBMWなどの高級車は、値段が下がりにくく、車種によってはプレミアがついて高値で取引されているものもあります。
反対に、データ改ざん問題などが報道されるなど、企業イメージが悪くなると、そのメーカーの車種全体の相場が下落することもあります。
車種によって買取金額が違う
人気のある車種は、中古車として高く売れる傾向にあります。
不人気車の場合は、中古車市場でもなかなか売れにくいのが現状。
そのため、人気のある車種は高く買い取ってもらえる可能性が高いと言えます。
注意したいのは、今現在人気のある車種だとしても、将来も継続して人気があるとは限らないということです。
人気の車種は、多くの台数が売れているということ。
数年後に売却する際、同じ型式のクルマが中古車市場に大量に出回ることが考えらえます。
そのような場合は、中古車価格が値崩れを起こしてしまい、安く買い叩かれてしまう可能性もあります。
たとえ今現在は人気のある車種だったとしても、将来必ず高値で売れるとは限りません。
グレードによって買取金額が違う
クルマは、車種別に様々なグレードが用意されています。
このグレードは、高ければいいというわけではありません。
いくらグレードが高くても、普段使わない装備は必要ないと考える人も多いはず。
どの車種でも、人気のグレードと不人気のグレードは存在します。
たとえば、日産の「ハイウェイスター」シリーズは、グリルにクロームを使用しているのが特徴の、スポーティな人気モデルです。
1995年の「ラルゴ ハイウェイスター」に始まり、「セレナ ハイウェイスター」や「エルグランド ハイウェイスター」、「デイズ ハイウェイスター」など、様々な車種でハイウェイスターシリーズが用意されています。
ほかにも、トヨタのG’zやモデリスタなど、特別グレードや専用エアロパーツでカスタマイズされているクルマも、高く売れる傾向にあります。
中古車情報サイトで情報を集めたり、買取業者に話を聞くなどして、売れ筋のグレードをチェックしておくのがおすすめです。
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ボディカラーによって買取金額が違う
人気の車種でも、ボディーカラーによって買取金額は変わります。
その理由は、中古車市場では人気色ほど高く売れやすく、人気の無い色のクルマは売れにくいから。
一般的に、黒や白、シルバー色のボディーカラーは人気となっています。
あまり流通していない、ベージュやピンク、黄色などは、再販しにくいという理由から、人気色のクルマよりも10%~20%安く買い取られる場合もあります。
乗りつぶすつもりであれば、自分が好きな色を選ぶのが一番ですが、将来売却することを考えると、ボディーカラーは人気色を選んでおいた方が無難かもしれません。
装備品によって買取金額が違う
人気の装備品として、サンルーフやレザーシート、純正ナビ、パワースライドドアなどがあります。
こうした純正装備は、新車購入時にしか取り付けることができません。
人気の装備品が搭載されているクルマは、買取査定時に高く評価される傾向にあります。
後付けの社外ナビなどは、買取価格にあまり影響しません。
走行距離によって買取金額が違う
走行距離が多いクルマほど、長く使用されてきたり酷使されてきたと考えられます。
そのため、走行距離が少ないほど、クルマの価値は高いと判断されがち。
特に買取金額で差が出やすいのは、走行距離が3万キロもしくは5万キロを超ているかどうかです。
2.8万キロ走っているクルマと、3.2万キロ走っているクルマでは、走行距離の差は4000キロしかありませんが、3万キロを超えた時点で買取金額が大きく下がる傾向にあります。
また、過走行のクルマはエンジンや駆動系の劣化が激しいと予想されるため、買取金額が低くなると考えておいた方がよいでしょう。
ニオイやキズ・ヘコミがあると、買取金額が違う
タバコのニオイは、ルームクリーニングをすればある程度取れますが、吸わない人が乗ると一発で分かってしまいます。
また、ペットのニオイも車内に残りやすいもの。
こうしたニオイが残っているクルマは、どうしても査定額が低くなりがちです。
ニオイだけでなく、キズやヘコミも査定額に影響を与える要因です。
外装や内装がキレイなクルマは、大切に扱われてきたという印象を与えるため、高く買い取ってもらえる可能性が高くなります。
買取査定に出す前は、クルマの状態をチェックして、できる範囲でキレイにしておくのがおすすめです。
さいごに
10年以上人気だった車種が、3~4年でいきなり不人気車になることはほとんどありません。
新しくクルマを買う際に、長い間人気の車種や人気のボディーカラーを選んでおけば、将来高値で売却できる可能性は十分あります。
具体的には、
- 軽自動車
- ハイブリッドカー
- SUV
- ミニバン
などは人気が継続しているので、今後もその傾向は続くと予想できます。
特にSUVは海外でも人気なので、年式が古かったり走行距離が多くても、価値が残りやすい車種になります。
反対に、新車価格の安いコンパクトカーは、中古車市場で流通している数も多いため、買取金額がどうしても安くなってしまいがちです。
固定ファンのいるスポーツカーや、ファミリー層に人気のミニバン、維持費や燃費が魅力の軽自動車やハイブリッドカーは、今後も高く売れやすいクルマと言えそうです。
中古車の価格は、需要と供給など、さまざまな要因によって変化します。
定期的に発表される「人気車種ランキング」などをチェックして、トレンドを押さえておけば高く売れるクルマを見つけやすくなります。
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