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中古車の試乗で必ずチェックしておきたい16のポイント

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男性
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気になる中古車を見つけたんだけど、中古車って試乗することはできるの?

そんな疑問にお答えします。

当記事を読めば、中古車の試乗方法が分かります。

トラジロー
トラジロー
こんにちは、トラジローです。

新車の場合、ディーラーに試乗車が用意されていれば、購入前に試乗することができます。

でも、中古車の場合は必ず試乗できるとは限りません。

クルマによっては、車検が切れているなどの理由で試乗を断られる場合があります。

もしも気になる中古車の試乗ができるようであれば、是非試乗してみましょう。

見た目だけでは分からない、クルマの状態を確認することができます。

今回は、そんな中古車の試乗について詳しく解説します。

 

そもそも中古車を試乗できるのか

中古車によって、試乗できるものとできないものがあります。

試乗できない場合は、次のような4つの理由が考えられます。

車検が切れている

車検が切れているクルマは、公道を走ることができません。

そのため、試乗したいと依頼しても断られてしまいます。

 

ナンバープレートが付いていない

登録が抹消されたクルマには、ナンバープレートが付いていません。

ナンバープレートが付いていない未登録車も、行動を走ることができないため、試乗することができません。

 

保険に加入されていない

試乗中に万が一事故が起きた場合のことを考えて、保険未加入車は試乗を断られる場合が多くあります。

 

整備されていない

仕入れたばかりの中古車の場合、まだ整備されていない場合があります。

試乗中にトラブルが起きることも考えられるので、試乗を断られる場合があります。

試乗できないクルマでも、エンジンをかけさせてもらうことは基本的に可能なので、中古車販売店に相談してみるのがおすすめです。

 

試乗する際のチェックポイント

外装のチェック

大きな傷やヘコミはないか

中古車の場合、多少の傷やヘコミはあると考えておいた方がいいでしょう。

特にドアノブ部分やフロント部分は、細かな傷がつきやすい場所です。

ウィンカーやヘッドライトに大きな傷がある場合、車検に通らないこともあるので注意が必要です。

 

タイヤの状態

4本それぞれの溝の減り方をチェックします。

左右のタイヤの片方のみ溝が減っていたり、内側や外側だけが減っている場合は、事故などの理由でアライメントが狂っている可能性があります。

 

ボディの下回り

オイル漏れや冷却水漏れが無いかチェックします。

地面に黒いシミが付いているような場合、オイルが漏れている可能性があります。

 

エンジンルーム

ボンネットを開けて、エンジンルームをチェックします。

ホースのつなぎ目などに、オイル漏れやにじみがないか確認しましょう。

また、バッテリーの製造年月日もチェックしておくのがおすすめです。

バッテリーは3年から5年で交換する必要があります。

 

マフラーのサビ

古いクルマの場合、マフラーにサビが出てきます。

多少のサビであれば問題ありませんが、中には穴が開くほどサビついたマフラーもあります。

マフラーに穴が開いてしまうと、車検に通りません。

マフラーは高額なパーツなので、劣化具合をチェックしておくのがおすすめです。

 

内装のチェック

シートのヘタリ

外装のチェックが終わったら、次は内装です。

運転席に座れば、シートのヘタリ具合が分かります。

クッションがヘタっていたり、皮革の痛みが激しいクルマは、酷使されていた中古車の可能性が高いので足回りやエンジンなどもヘタっている可能性があります。

 

ハンドル

年式の割にハンドルの痛みや擦れがひどいクルマは、酷使されていた可能性が高いと言えます。

痛みが少なくても、がたつきがないか確認しておくのがおすすめです。

 

スイッチ類

コンソール部分には、エアコンやオーディオ類などのスイッチが並んでいます。

この部分も痛みや擦れがひどい場合は、酷使されていた可能性が高いでしょう。

 

車内のニオイ

前オーナーが車内でタバコを吸っていた場合、ニオイが染みついている可能性があります。

また、エアコンから異臭がする場合は、カビやホコリが溜まっている可能性があります。

エアコンフィルターを交換すれば、ある程度の臭いは改善しますが、染み付いた臭いはなかなか消えないと考えておいた方がいいでしょう。

 

エンジンをかけた後のチェック

エンジンの状態

キーを回した際、正常にエンジンがかかるかどうかチェックします。

  • 1度でエンジンがかからない
  • 異音がする
  • アイドリングが不安定

といった場合は注意が必要です。

エンジン系統に何らかの問題がある可能性があります。

エンジンの修理や交換には、高額な費用がかかってしまいます。

違和感を感じたら、販売店のスタッフに必ず確認してもらうのがおすすめです。

 

マフラーの状態

エンジンをかけた状態で、マフラーから出る煙の状態をチェックします。

異常なほど黒煙や白煙が出たり、異臭がする場合は注意が必要です。

 

走りながらチェック

ステアリングの状態

ハンドルを切った際の、曲がり具合をチェックします。

左右の曲がり具合に差がありすぎる場合は、調整が必要になります。

また、直進走行時にハンドルに軽く手を添えた状態で、クルマが真っすぐ走るかどうかも確認しておきます。

左右のどちらかに曲がっていくようであれば、アライメントが狂っている可能性があります。

 

アクセルとブレーキ

アクセルを踏んだ際、スムーズに加速するかチェックします。

また、ブレーキを踏んだ際に異音がしないか、効き具合も確認しておきます。

ブレーキの遊びが多すぎたり、効きが悪い場合は、ブレーキパットが減っていたり、ペダルが痛んでいる可能性もあります。

 

シフトチェンジ

オートマ車の場合、シフトチェンジした際の衝撃が大きすぎないかチェックしておきます。

シフトレバーを動かした際、大きな揺れが起こる場合は、トランスミッションに不具合がある可能性があります。

ミッション車の場合は、クラッチが滑っていないかチェックします。

 

エアコン

エンジンをかけた後、エアコンが正常に動作するかチェックします。

設定温度を最低にして、風量を最大にした際、ちゃんと冷風が出てくるか確認しておきましょう。

ニオイが気になる場合は、エアコン内部にカビが発生していたり、フィルターが古くなっている可能性が考えられます。

 

電装品

パワーウインドウやカーナビなど、クルマには様々な電装品が装備されています。

特にパワーウィンドウは、全ての窓を開閉して動作確認しておくのがおすすめです。

動きが遅い場合は、モーターが弱っている可能性があります。

 

さいごに

新車と違って、中古車は必ず試乗できるとは限りません。

クルマによっては、車検が切れているなどの理由で試乗を断られる場合があります。

もしも気になる中古車の試乗ができるようであれば、必ず試乗してみることをおすすめします。

試乗して初めて気が付くこともたくさんあります。

もしも試乗できなかった場合でも、エンジンをかけるだけでもある程度クルマの状態をチェックすることができます。

見た目だけで選ばず、できるだけクルマの状態を確認してから購入するのがおすすめです。

 

 

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