そんな疑問にお答えします。
当記事を読めば、どんな色のクルマが高く売れるのかが分かります。
あなたは新しくクルマを購入する際、何を基準に選びますか?
好みのデザインや用途に合わせて車種を選ぶ人が多いと思いますが、車種によってたくさんのカラーバリエーションが用意されています。
たとえば、日産の軽自動車「DAYZ(デイズ)」は、2018年のマイナーチェンジで新色が追加され、14色のボディーカラーから選べるようになっています。
こうしたさまざまなカラーが用意された車種は、好みの1色を選べるのが魅力。
数年後、愛車を売却することを視野に入れてクルマ選びをしようと思ったら、ボディーカラー選びは重要なポイントです。
中古車買取業者は、さまざまな基準でクルマを査定します。
その中でも、クルマのボディーカラーは、買取金額を決める上で重要な項目になっています。
高く売却できるクルマとは、どんな色のクルマなのでしょうか?
今回は、クルマのボディーカラーと買取査定について詳しく解説します。
ボディーカラーによって買取金額が違う理由
車種や年式、走行距離がほぼ同じ中古車でも、ボディーカラーが違えば買取金額が大きく違ってくることがあります。
その理由は、人気色のクルマほど高値で売れやすいから。
クルマの買取金額というものは、需要があるものほど高くなります。
人気のクルマほど、中古車として店頭に並んでから、すぐに売れていきます。
そのため、人気色のクルマほど高値で買い取られ、不人気色のクルマよりも高い金額で店頭で販売されることになります。
どんなボディーカラーが人気なのか
アメリカのミシガン州にある「アクサルタ社」は、毎年「自動車人気色調査報告書」を発表しています。
2018年の報告書によると、世界で一番人気のボディーカラーはホワイトで、38%の人に選ばれています。
1位 | ホワイト | 38% |
2位 | ブラック | 18% |
3位 | シルバー | 12% |
3位 | グレー | 12% |
5位 | ブルー | 7% |
日本でもほぼ同じ割合で、ホワイト・ブラック・シルバーが人気色となっています。
人気はブラック・ホワイト・シルバー系の色
ブラック・ホワイト・シルバー系の色は、流行に左右されにくく、多くの人に選ばれやすいのが魅力。
そのため、これらのボディーカラーのクルマは、中古車買取業者が買い取った後も売却しやすいため、査定額が高くなる傾向にあります。
車種によっては、ボディーカラーが人気色か不人気色かどうかで、査定額が10万円以上変わってくることもあります。
車種によって、人気のボディーカラーは違う
ブラック・ホワイト・シルバー系の色が人気ですが、車種によって人気色は違ってきます。
たとえば高級セダンは、高級感を醸し出せるブラック系やホワイト系人気です。
また、ミニバンの場合もブラック系やホワイト系が人気ですが、トヨタのヴォクシーはホワイトよりもブラック、日産のセレナはブラックよりもホワイトが人気と、車種のイメージによって人気色が違ってきます。
更に、フェラーリやランボルギーニなどの高級スポーツカーになると、赤や黄色といった派手な色が好まれます。
一概に、ブラック・ホワイト・シルバー系の色だからプラス査定となるとは限りません。
車種によってイメージカラーというものがあるので、そのボディーカラーほどプラス査定されやすくなります。
ボディカラーは買取査定にどんな影響を与えるのか
中古車買取店は、売れやすい人気の中古車ほど高値で買い取ります。
そのため、ブラック・ホワイト・シルバー系といった、誰からも好まれるボディーカラーの中古車は、高値で買い取ってもらえる可能性が高くなります。
ほかにも、ボディーカラーは買取査定に様々な影響を与えます。
軽自動車は色の違いで査定額が変化しにくい
軽自動車は、ボディーカラーの違いで査定額が変化しにくい車種です。
その理由は、中古の軽自動車の購入層が、若者から年配者まで幅広いから。
特に若い女性の場合、ブラック・ホワイト・シルバー系のボディーカラーよりも、明るいカラーや可愛らしいカラーの方が人気です。
そのため、軽自動車の買取査定では、ボディーカラーによって査定額が大きく変わることは少ないのが現状です。
最近は、室内が広いワンボックスタイプの軽自動車が人気なので、室内空間の広い車種の方が査定額が高くなる傾向にあります。
カタログカラーはプラス査定になる可能性がある
全ての車種には、そのクルマのイメージカラーが設定されています。
イメージカラーを知るのに一番簡単なのが、新車カタログを確認することです。
カタログの表紙や内外装の紹介ページに掲載されているクルマの色が、そのクルマのイメージカラーになります。
車種によっては、定番のイメージカラーが存在します。
カタログに掲載されているイメージカラーのクルマであれば、査定額が高くなる可能性があります。
限定カラーはプラス査定になるとは限らない
車種によっては、定期的に特別使用車が発売されます。
その場合、限定カラーが用意され、通常のグレードでは選択できないボディーカラーを選べることがあります。
車は定期的に特別仕様車などが発売されます。
中には限定カラーとして、通常のグレードでは選択できない車体色が選べるケースもあります。
こうした限定カラーは、通常グレードよりも高い値段がせっていされています。
でも、限定カラーだから売却時にも高く売れるとは限りません。
反対に、通常カラーよりも査定額が安くなってしまう場合もあります。
人気色に全塗装しなおしても査定額は低くなる
クルマの板金塗装サービスを請け負っている業者に依頼すれば、好きなボディーカラーに塗装しなおしてもらえます。
全塗装には、「今と同じ色に塗る」方法と、「違う色をに塗る」方法の2つがあります。
同じ色に塗る場合は、ボディの色褪せやキズなどを補修できるというメリットがあります。
でも、どんな色に全塗装しなおしたとしても、査定額が上がることは無いと考えておいた方が良いでしょう。
クルマの塗装は非常に難しく、万が一キレイに仕上がらなかった場合は、査定額が大幅にダウンしてしまいます。
専門の塗装業者に依頼したとしても、全塗装にかかる費用以上に査定額がプラスになることはまずありません。
人気色に塗り替える手間と費用を考えると、売却前に洗車してキレイに磨いておく方がよっぽどいいと思います。
不人気色でも高値で買い取ってもらう方法
ボディーカラーの違いは、買取査定額に影響を与える要因です。
でも、ボディーカラーによる査定額の差は、最大でも20~30万円程度です。
もしも不人気色のクルマに乗っていたとしても、「どこに売るか」を意識して買取業者を選べば、高値で売ることが可能です。
高く買い取ってもらえる業者を探すなら、一括査定を利用するのが便利です。
一括査定とは、複数の買取業者への査定依頼が1回で済んでしまうサービスのことです。
クルマの車種、年式、走行距離などの情報をインターネット上で入力すれば、複数の業者から概算金額を出してもらうことができます。
さまざまな買取業者から提示された金額を比較すれば、高値で買い取ってもらえそうな業者とのみ交渉を進めることができます。
おすすめの車一括査定サイト
ガリバー
全国にある約550店舗を中心とした、約18000のネットワークを活用した車買取査定サイト。
買い取られたクルマは、全国のガリバーやオークション、海外店舗で販売されます。
累計販売台数は100万台以上。
豊富な実績をもとに、適正な査定金額を提示してくれます。
\あなたの愛車は今いくら?/
ユーカーパック
営業電話がかかってくることは無く、査定は提携ガソリンスタンドか自宅で1回のみ。
連絡も査定も、ユーカーパックから1回のみなので、わずらわしい電話や手続きが一切必要ないのが魅力です。
\1回の査定で最大5,000社が金額提示/
さいごに
クルマの査定金額は、ボディーカラーだけでなく「クルマの状態」や「売り先」「売却のタイミング」など、さまざまな要素で決まります。
新しくクルマを購入する際、人気のカラーを選んでおくのもいいのですが、せっかく買うのであれば好みのボディーカラーを選んでおいた方が、愛着も湧きやすいものです。
気に入ったクルマを大切に乗り続けた後は、一括査定サイトなどを利用して高値で買い取ってもらえる業者を探すのがおすすめです。
コメントを投稿するにはログインしてください。