おすすめのタイヤって、何かある?
そんな疑問にお答えします。
当記事を読めば、ミニバン用タイヤの選び方とおすすめ商品が分かります。
室内が広く、ファミリーカーとして大人気のミニバン。
ミニバンは車体が大きくて重心が高いため、どうしてもカーブでふらつきやすくなったり燃費が悪くなりがちです。
そんなミニバンの弱点を補ってくれるのが、ミニバン専用タイヤ。
クルマに合ったタイヤを選ぶことで、安全性と乗り心地は大幅にアップします。
しかし、どのようなタイヤがミニバンに最適なタイヤなのか、イマイチピンとこない人も多いはず。
そこで今回は、ミニバン用タイヤの選び方とおすすめ商品について詳しく解説します。
ミニバン用タイヤの選び方
車体のふらつきを抑えられるか
車高の高いミニバンは、風に煽られやすかったり、カーブやレーンチェンジで車体がふらつきやすいというデメリットがあります。
ミニバン向けに設計されたタイヤは、車体のふらつきを抑えたり、軽減してくれるのが特徴。
安定感のある走りを実現してくれるので、同乗者の車酔いを防いでくれる効果が期待できます。
車体のふらつきを抑えられるかどうかは、タイヤの剛性を確認してみるのがおすすめです。
剛性の高いタイヤは、カーブでもスムーズな走行が可能で、横からの風にも強くふらつきの低い運転ができます。
特に、タイヤの側面のもっとも屈曲する部分「サイドウォール」が強化されたタイヤは、車体のふらつきを抑えてくれる効果が高くなっています。
静粛性や静音性に優れているか
走行中のタイヤからは、ロードノイズやパターンノイズと呼ばれる騒音が発生します。
地面をたたく「ゴーッ」「ドー」というロードノイズは、ミニバンの車内に響きやすいもの。
特に、3列目のシートは後輪の真上に位置しています。
そのため、タイヤからのロードノイズが響きやすく、運転席から後部座席に話しかけても、声が聞き取りにくくなってしまいます。
ロードノイズを拾いにくいようなピッチが採用されていたり、ノイズを吸収する構造になっているタイヤを選ぶことで、静かで快適なドライブを楽しむことができます。
燃費性能はアップするか
重量のあるミニバンは、「転がり抵抗係数」が大きいため、燃費が悪くなりがちです。
転がり抵抗係数とは、タイヤが走行することによって失われる熱量のことで、これを数値化して比較したのが転がり抵抗係数になります。
タイヤがスムーズに回転すれば、路面との摩擦や抵抗が軽減されるため、燃費は向上します。
ミニバン用タイヤを選ぶ際は、転がり抵抗係数のランクが高い商品を選べば、燃費の向上が期待できます。
偏摩耗に強いか
車高の高いミニバンは、カーブで車体が傾きやすく、タイヤの外側だけが早く摩耗しがちです。
特に小回りの利く軽ミニバンは、タイヤの片減りもしやすいのが特徴。
タイヤが偏摩耗するということは、それだけ局所に負担がかかっているということなので、事故やトラブルの原因にもなりかねません。
ミニバン専用タイヤは、ミニバン特有の偏摩耗を抑える構造が採用されています。
タイヤの内側と外側で材質や溝のパターンを変えているので、偏摩耗を軽減する効果が期待できます。
制動性に優れているか
ファミリーカーとしてミニバンを利用する場合は、安全性も重視したいものです。
大きくて重心の高い車体は、雨の日のような路面が濡れた状態だとスリップしやすかったり、ブレーキをかけてもなかなか止まらない場合があります。
安全性を求めるのであれば、タイヤのウェットグリップ性能をチェックしておくのがおすすめ。
タイヤの制動性をランクで表示しており、ランクが高いほど制動距離も短くなります。
おすすめのミニバン用タイヤ
BRIDGESTONE(ブリヂストン) REGNO GRVII
ブリジストンのミニバン専用タイヤ最高峰モデル「レグノ」。
タイヤ表面のブロックピッチをランダムに配列することで、ロードノイズを大幅に低減してくれます。
タイヤ内部のノイズ吸収シートや、ショルダー部にクッション性能に優れた素材を使ったりと、独自のサイレントテクノロジーによって静かで落ち着いた空間を演出。
また、タイヤの内側の剛性を高めることで、ふらつきの軽減も実現してくれます。
転がり抵抗等級は「A」と、エコタイヤとしても優秀です。
静音性、乗り心地、エコと3拍子揃ったミニバン用タイヤです。
DUNLOP(ダンロップ) ENASAVE RV505
ミニバン特有のふらつきを抑えてくれる、ダンロップのENASAVE RV505。
タイヤ全体をたわませることで、トレッド全体が均一に路面を捉えることができ、ふらつきが抑えられます。
中央部分を丸くすることで、徐々に周りが地面に接地するような構造になっているため、ロードノイズは大幅に軽減されています。
転がり抵抗等級は「AA」。
燃費性能にも優れています。
YOKOHAMA(ヨコハマ) BluEarth RV-02
雨の日のグリップ性能に優れたエコタイヤ。
ウェットグリップ性能は最高ランクの「A」評価を獲得しており、雨の日でも路面をガッチリと掴んで車体を制御してくれます。
また、RV-02に採用されている「ナノブレンドゴム」は、ウェット性能だけでなくふらつきや偏摩耗を抑える効果も高いため、安定感のある走りを楽しめます。
パターンノイズを抑制する5ピッチバリエーションの効果で、車内の静寂性も確保。
総合性能とバランスが非常に高いタイヤです。
MICHELIN(ミシュラン) プライマシー4
ウェットグリップ性能に優れたミニバン用タイヤ。
溝体積が向上されたことで、排水性が向上し短い距離で制動できるようになっています。
サイレント・リブテクノロジーを搭載することで、ノイズが低減され静かな走りを実現。
コンパウンド素材を配合することで、転がり抵抗が少なくなり、エコ性能も向上しています。
TOYO TIRES (トーヨー) TRANPATH MPZ
ふらつきや揺れを軽減し、走行安定性を追求したミニバン専用エコタイヤ。
スーパーハイターンアップ構造によって剛性が向上し、内側と外側の異なる立体構造によって安定したコーナリングを実現してくれます。
タイヤ内部にサイレントウォールを搭載することで、タイヤから伝わるノイズを吸収して静かな走りを実現。
摩耗にも強いので、タイヤの片減り抑制効果も期待できます。
GOODYEAR(グッドイヤー) EAGLE RV-F
ふらつきや偏摩耗を抑制し、クルマ本来の基本性御能と運動性能を高次元で両立しているミニバン専用タイヤ。
タイヤの剛性を高め、トレッドパターンを工夫することで、優れたハンドリング性能も実現しています。
クルマを運転する機会が多い人や、長距離ドライブが多い人におすすめ。
一部サイズの転がり抵抗等級は「AA」と、燃費性能にも優れています。
ジーテックス HP2000 vfm
ドバイにあるグローバルタイヤブランドZEETEX(ジーテックス)。
乗用車からトラック・バス用まで幅広い製品ラインナップを、世界85ヵ国以上で販売しています。
ミニバン専用のHP2000 vfmは、静粛性と快適性に重点をおいたトレッドパターン設計。
快適な社会空間でロングドライブを楽しめます。
左右非対称の設計となっており、コーナリングの安定性やハンドル操作向上が期待できます。
さいごに
室内が広く、ファミリーカーとして大人気のミニバン。
ミニバンは車体が大きくて重心が高いため、どうしてもカーブでふらつきやすくなったり燃費が悪くなりがちです。
そんなミニバンの弱点を補ってくれるのが、ミニバン専用タイヤ。
クルマに合ったタイヤを選ぶことで、安全性と乗り心地は大幅にアップします。
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