クルマで釣竿を運ぶために、ロッドホルダーを取り付けようと思っているんだけど、どんな商品を選べばいいのかな?
そんな疑問にお答えします。
当記事を読めば、車載用ロッドホルダーの選び方とおすすめ商品が分かります。
クルマで釣竿を運ぶのであれば、ロッドホルダーを取り付けておくのがおすすめです。
ロッドホルダーを使えば、釣竿を車内の天井や壁に固定できるので、移動中に竿が破損するのを防ぐことができます。
それだけでなく、車内のスペースを有効活用することもできます。
ロッドホルダーは、さまざまなタイプや種類が販売されており、取り付け可能本数や取り付け方法もそれぞれ異なります。
そこで今回は、車載用ロッドホルダーの選び方とおすすめ商品について詳しく解説します。
車載用ロッドホルダーの選び方
3種類の固定方式から選ぶ
クルマに取り付けられるロッドホルダーは、取り付け方により大きく3種類に分けられます。
吸盤固定タイプ
後部座席のガラスに吸盤で固定する、簡易型のロッドホルダーです。
簡単に取り外しできるので、車種を選ばず使いたいときだけ設置することができます。
ただし、重いロッドや何本ものロッドを載せることはできないので注意が必要です。
ベルトタイプ
両サイドのアシストグリップにマジックテープで固定したり、サイドウインドウのガラスに吸盤で固定してベルトを張るのが、ベルトタイプのロッドホルダーです。
取り外しが簡単で、収納しやすいのが魅力。
ベルトの上に載せるので、ロッドへのダメージが少なく、シーバスロッドやオフショアロッドにもおすすめです。
ただし、重いロッドの固定には向いていません。
アームタイプ
一度にたくさんのロッドを持ち運ぶのにおすすめなのが、アームタイプのロッドホルダーです。
車内の両サイドにパイプやバーを取り付け、しっかりと固定します。
耐久性が高く、天井にぴったり沿って取り付けるため、圧迫感が少ないのが特徴です。
取り付けに手間はかかりますが、フライロッド、シーバスロッド、オフショアロッドと、いずれのロッドも収納可能でしっかり固定できます。
大切なロッドを傷つけたくない人におすすめです。
持ち運びたいロッドのサイズに合わせる
車載用ロッドホルダーには、商品によって収納可能なロッドサイズが決まっています。
そのため、持ち運びたいロッドのサイズや重量に合わせたロッドホルダーを選ぶ必要があります。
また、ワンピースロッドのように長いロッドだと、取り付け方によってはフロントガラスまで届いてしまう場合もあります。
ホルダーを取り付けた際、運転の邪魔にならないかどうかも事前に確認しておく必要があります。
クルマに取り付け可能かどうか確認しておく
車載用ロッドホルダーは、取り付け可能な車種が限定されている場合があります。
特にアームタイプのロッドホルダーは、取り付け可能な車種が決まっている商品が多いため注意が必要です。
注意したいのは、後部座席にカーテンエアバッグやサイドエアバッグが装備されているクルマには、ロッドホルダーを取り付けることができないということ。
万が一エアバッグが作動した際、安全性に問題が出てしまうからです。
どうしても車種に合うピッタリなロッドホルダーが欲しい場合は、純正オプションが用意されていないかチェックしてみるのがおすすめ。
メーカーオプションとして、ロッドホルダーが用意されている場合があります。
おすすめの車載用ロッドホルダー
タカ産業 ロッドキーパーベルト TYPEII 400986
吸盤とベルトで固定するロッドホルダー。
2本のホルダーがあり、1本は後部座席のアシストグリップを利用してベルトで固定、もう1本は付属の吸盤を利用して窓ガラスに小手します。
必要な時だけ取り付けられる手軽さが魅力です。
タイプ | 吸盤・ベルト |
最大搭載本数 | 5本 |
プロックス ピタッとマルチハンガー PX825
窓ガラスに吸盤で固定できるロッドホルダー。
最大4本のロッドを持ち運ぶことができます。
簡単に取り外しができるので、クーラーボックスに取り付ければ竿置きになったり、車外の窓に取り付ければ洋服を干すためのハンガーフックとして使うこともできます。
汎用性の高さが魅力のロッドホルダーです。
タイプ | 吸盤 |
最大搭載本数 | 4本 |
Storys ロッドホルダー
両サイドのアシストグリップにマジックテープで固定する、ベルトタイプのロッドホルダー。
ロッドを最大5本収納することができます。
ロッドのサイズに合わせてベルトをスライドさせることができるので、大切なロッドをしっかり固定することができます。
取り外しが簡単で、使わないときはコンパクトに収納することができる、おすすめのロッドホルダーです。
タイプ | ベルト |
最大搭載本数 | 5本 |
Booms Fishing VRC ロッドキャリー 車専用
アシストグリップが4か所あるクルマに対応した、ベルトタイプのロッドホルダー。
最大で5本のロッドを持ち運ぶことができます。
しなやかなベルトでロッドを固定できるので、振動による衝撃が伝わりにくいのが魅力。
取り付ける車種や、持ち運ぶロッドの種類を選ばず使えるロッドホルダーです。
タイプ | ベルト |
最大搭載本数 | 5本 |
カーメイト ロッドホルダー inno IF14
頑丈で安全な、アームタイプのロッドホルダー。
左右のアシストグリップを取り外し、そこにパイプを固定して取り付けるので、走行中の振動でロッドがガタつく心配がありません。
悪路でもしっかりとホールドしてくれるので、大切なロッドを安心して持ち運びたい人におすすめです。
最大7本までのロッドを収納できます。
タイプ | アーム |
最大搭載本数 | 7本 |
カーメイト ロッドホルダー inno ロッドハンガーRS IF9
ルーフサイドの片側に装着するロッドホルダー。
アシストグリップを取り外して設置するので、しっかりとロッドを固定することができます。
リアホルダーは三角形で、リールなしのロッドであれば3本積載可能です。
ルーフサイドのデットスペースを有効活用できるので、車高の低いクルマにも装着可能です。
タイプ | アーム |
最大搭載本数 | 3本 |
タカ産業 ROD CAR HOLDERⅡA-0095
竿を伸ばしたまま、車内にスッキリ収納できるロッドホルダー。
硬さのあるバー、柔軟性のあるベルト、クリップ式のロッドホルダーの3点セットとなっています。
ベルト部分にはマジックテープが5か所ついているので、竿の先端を通せばしっかり固定できます。
ホルダーとなるフックはクリップタイプ。
取付が簡単です。
タイプ | ベルト |
最大搭載本数 | 6本 |
さいごに
クルマで釣竿を運ぶ機会が多いのであれば、ロッドホルダーを取り付けておくのがおすすめです。
ロッドホルダーを使えば、釣竿を車内の天井や壁に固定できるので、移動中に竿が破損するのを防ぐことができます。
愛車に合った車載用ロッドホルダーがあれば、車内のスペースを有効活用することもできます。