簡単に汚れを落とせるクリーナーってないの?
そんな疑問にお答えします。
当記事を読めば、車用虫取りクリーナーの選び方とおすすめ商品が分かります。
高速道路や夜間の走行が多いと、クルマのフロント部分に虫の死骸がこびりつくことはありませんか?
こうした汚れを放置してしまうのはNGです。
素早く落とさないと、ボディの塗装面やガラスを傷める原因になってしまいます。
そこで今回は、車用虫取りクリーナーの選び方とおすすめ商品について詳しく解説します。
車用虫取りクリーナーを使った方がいい理由
クルマのボディやフロントガラスに付いた虫の死骸。
気になってはいるけれど、ついそのまま放置してしまっている人は多いのではないでしょうか?
でも、付着した虫の死骸をそのままにしておくと、塗装面の「変色」や「シミ」の原因となってしまいます。
虫の体液には、たんぱく質やリン酸が含まれています。
この体液が塗装面に付着したまま放置すると、塗装面が酸化して傷んでしまうんです。
すぐに洗車できればいいのですが、時間が経つと汚れがボディにこびりついてしまい、綺麗に落とすのが難しくなるもの。
車用虫取りクリーナーがあれば、汚れを素早く落とすことができるので、ボディを傷める心配がありません。
車用虫取りクリーナーの選び方
4つの種類から選ぶ
車用虫取りクリーナーは
- シートタイプ
- 液体タイプ
- 泡タイプ
- コーティング車専用タイプ
の4種類があります。
使い方が簡単な「シートタイプ」
ウェットティッシュのように、シートに溶剤を染み込ませてあるのが「シートタイプ」の虫取りクリーナーです。
汚れが気になったら、サッと取り出して拭き取るだけ。
簡単で手間がかからないのが魅力です。
ただし、洗浄力が強いわけではないので、時間が経った汚れは落とせない場合があります。
無理にこすると、塗装面を痛めてしまう可能性があります。
時間が経ってしまった汚れには「液体タイプ」
付着して時間が経ってしまった汚れには、液体タイプの虫取りクリーナーがおすすめです。
こびりついた汚れに液をかけ、スポンジなどで軽く拭き取るだけでキレイになります。
ガンコな汚れには「泡タイプ」
なかなか落ちない頑固な汚れには、泡タイプの虫取りクリーナーがおすすめです。
液体タイプは流れ落ちてしまいますが、泡タイプであれば汚れを落としたい場所に留まってくれるので、しっかりと溶剤が染み込みます。
乾くスピードも液体タイプより遅いので、ボディに負担がかかりにくいのも魅力です。
コーティング車には「コーティング専用タイプ」
ボディコーティングを施工している場合は、コーティング車専用の虫取りクリーナーを使う必要があります。
虫取りクリーナーは洗浄力が高いものが多いため、コーティングが落ちてしまったり染みの原因になってしまう可能性もあります。
そのため、コーティング面を痛めにくいコーティング車専用の虫取りクリーナーを使うのがおすすめです。
洗浄力の高さで選ぶ
虫取りクリーナーは、アルカリ性のものと酵素入りの2種類があります。
洗浄力が高いのは、アルカリ性の虫取りクリーナー。
虫の死骸の主成分はタンパク質なので、アルカリ性のクリーナーを使えばたんぱく質の主成分であるアミノ酸の結合が分解され、汚れが落としやすくなります。
アルカリ性が強い虫取りクリーナーほど洗浄力は上がりますが、その分ボディに負担はかかってしまいます。
汚れ具合に合わせて、洗浄力の度合いを選ぶのがおすすめです。
おすすめの車用虫取りクリーナー
SOFT99 ( ソフト99 ) フクピカ 虫・フン取りシート 強化タイプ 8枚入 04119
サッと拭くだけで、虫の死骸や鳥のフン、樹液など、ボディについたしつこい汚れを取ってくれる虫取りクリーナー。
ガラスや濃色車のボディに使用しても、白い跡が残らずキレイに仕上げることができます。
オレンジオイルを配合し、石油系溶剤を使用していないので、肌にもクルマにもやさしいのが魅力です。
リピカ(ripica) 虫取りクリーナー 200ml C001
スプレータイプの虫取りクリーナー。
吹き付けて30秒ほどで、取れにくい虫の死骸や鳥のフンを分解してくれます。
ゴシゴシこすらなくても簡単に洗い落とすことができます。
クリーナーの成分はタンパク質と油分だけに反応するので、クルマの塗装を痛めにくいのが特徴。
コーティング車にも使える、おすすめの虫取りクリーナーです。
アドラス(AdlaS) 虫取りクリーナー B-BC-050
スプレータイプの虫取りクリーナー。
ボディに付着した虫の死骸や鳥のフンなどのたんぱく質や、油汚れを柔らかく分解して落とすことができます。
ゴシゴシこする必要なく、スポンジなどでやさしく拭き取るだけ。
コーティング車にも対応しており、ボディを傷つけることなく使えます。
プロスタッフ ボディクリーナー 魁 磨き塾 虫取りQ S111
グリップボトルタイプの虫取りクリーナー。
パットをボディに当て、やさしく擦るだけで汚れを絡め落としてくれます。
ノーコンパウンドタイプだから、ボディだけでなく窓ガラスやメッキパーツにも安心して使用可能。
コーティング施工車にも使用できます。
ホルツ(Holts) 虫・鳥フンクリーナー プレストン バグクリアー PR7757
泡タイプの虫取りクリーナー。
こびりついた頑固な虫の死骸や鳥のフンを、かんたんに落とすことができる強力アルカリ性のクリーナーです。
コーティング車でも使用可能ですが、念のため目立たない場所で試してから使うのがおすすめ。
ボディに負担をかけないよう、使用後はしっかりと水で洗い流して拭き取る必要があります。
キーパー技研(KeePer技研) コーティング専門店の虫とりクリーナー 300mL I-03
泡タイプの虫取りクリーナー。
コーティング車用に開発された商品なので、ボディコーティングやガラス面の撥水コートを落とす心配がありません。
弱アルカリ性の泡が、スプレーした箇所にそのまま留まり、汚れを分解してくれます。
頑固にこびりついた虫も、「ふやかして」塗装を傷めずにすっきりと落としてくれます。
KURE(呉工業) プロクリーン虫とりクリーナー 1164
酵素の泡で汚れを落とす虫取りクリーナー。
水拭き不要で使えるので、近くに水道がない場所でも安心。
汚れが気になったらサッと取り出して使えます。
さいごに
クルマのボディやフロントガラスに付いた虫の死骸。
気になってはいるけれど、ついそのまま放置してしまっている人は多いと思います。
でも、付着した虫の死骸をそのままにしておくと、塗装面の「変色」や「シミ」の原因となる場合があります。
すぐに洗車できればいいのですが、時間が経つと汚れがボディにこびりついてしまい、綺麗に落とすのが難しくなるもの。
車用虫取りクリーナーがあれば、汚れを素早く落とすことができるので、ボディを傷める心配がありません。
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