そんな疑問にお答えします。
当記事を読めば、ライフステージとライフスタイルに合ったクルマ選びの方法が分かります。
一度クルマを買ったら、簡単に返品したり新しいクルマに買い替えるわけにはいきません。
後悔しないクルマ選びをするには、好みや予算だけで選ぶのではなく、自分のライフステージやライフスタイルを考えて選ぶ必要があるのではないでしょうか。
ここで言うライフステージとは、年齢に伴って変化する生活段階のことです。
学生、就職、結婚、出産、子育て、リタイアなどのライフイベントごとに、家族構成や収入が変化していきます。
そしてライフスタイルとは、生活様式のことです。
ライフステージごとに、価値観や習慣は変化します。
価値観や習慣が変化すれば、自然と生活様式も違ってくるものです。
自分に合ったクルマを選ぶには、このライフステージとライフスタイルを考えた上で選ぶのがおすすめです。
今回は、ライフステージとライフスタイルに合わせたクルマ選びについて解説します。
ライフステージに合わせたクルマ選び
10代から20代前半は、好みのクルマ
クルマの免許を取得できるのは、18歳から。
学校に通っている人もいれば、就職したての人もいると思います。
この時期は体力や判断力は充実しているので、どんなクルマを選んでも比較的容易に乗りこなせると思います。
でも、学生や新社会人は収入が少ないので、高価な新車はなかなか買えないもの。
自分の収入でクルマを買おうと思ったら、必然的に中古車から選ぶことになるのではないでしょうか。
自分の好みでクルマを選ぶことができるので、クーペやSUVなどレジャー目的で使うクルマを買う人も多いと思います。
結婚したら、奥さんも運転しやすいクルマ
大切なパートナーと一緒に暮らすようになったら、安全性能や運転のしやすさを基準に車を選ぶのがいいかもしれません。
コンパクトカーやクーペのように、さほど大きな車でなくても、2人分の荷物が積める大きさがあれば、旅行や買い物を楽しむことができます。
また、アウトドアを楽しみたいのであれば、SUVもおすすめです。
スペースの広いクルマを選べば、週末に夫婦や友人同士で遊びに行くのにも便利です。
子どもが生まれたら、機能的なクルマ
子どもが幼い頃は、ちょっとしたお出かけでも、子どもから目を離すわけにいかず大変になります。
ベビーカーやおもちゃなど、車に載せる荷物も増えます。
また、シートにはチャイルドシートを取り付ける必要があります。
クーペの後部座席にチャイルドシートを取り付けようとしても、車種によっては取り付けられなかったり、子どもを座らせるのが大変だったりする場合があります。
できるだけ天井が高く、スライドドアなど乗り降りしやすい車だと、子どもと一緒に移動するのも便利になります。
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子どもが成長してきたら、乗り心地を重視したクルマ
子どもが成長し、チャイルドシートやジュニアシートが必要なくなる頃になると、車で移動するのがずいぶん楽になります。
子どもが幼いと、長時間のドライブでぐずることも多いので、頻繁に休憩を取る必要があります。
でも、小学校高学年にもなれば、幼い頃と比べて大変さも少なくなるもの。
家族で遠出したり、車で旅行に行ける機会も増えてきます。
ある程度収入に余裕が出てくる時期なので、このタイミングで、快適な乗り心地の車に乗り換える人も多いと思います。
7~8人乗りのミニバンや、排気量のあるセダンを選べば、長距離ドライブも快適になります。
子供が独立したら、好みのクルマ
子供が成長し、一緒に車で出かける機会が少なくなってきたら、サイズの小さな車に買い替えるのもいいかもしれません。
ほかにも、クーペやセダンなど、自分の好きな車を選べば、週末にドライブを楽しめる機会も増えます。
子供が独立する年齢となると、50代から60代くらいかもしれません。
この頃になると、視力や反射神経が少しずつ鈍くなってくる人もいます。
そのため、視界の広さや取り回しのしやすさでクルマを選ぶのももおすすめです。
また、車を利用する機会が少ないのであれば、必要な時だけカーシェアリングやレンタカーを利用するのいいかもしれません。
カーシェアリングやレンタカーは、毎回違う車を運転できるという楽しみがあります。
体力の衰えを感じたら、運転しやすいクルマ
70代近くになると、視力や反射神経だけでなく、体力や聴力も衰えがちです。
とっさの判断力や行動力が鈍くなってきますので、できるだけ運転しやすく安全性を重視したクルマ選びが必要になってきます。
軽自動車やコンパクトカーには、取り回しがしやすくさまざまな安全機能が搭載されているクルマがたくさんあります。
「踏み間違い加速抑制システム」や「踏み間違い衝突防止アシスト」などの安全機能を搭載したクルマを選べば、ペダルの踏み間違いによる飛び出し事故を防いでくれます。
ライフスタイルによる車選び
学生から社会人になるタイミングや、結婚や子どもの独立など、それぞれのライフステージ別に生活環境はガラリと変わります。
クルマを選ぶ際は、ライフスタイルの変化を無視するわけにはいきません。
学生時代は価格重視
クルマを所有していると、毎月ガソリン代や駐車場代などの維持費が必要になります。
また、税金やメンテナンス代など、さまざまな費用がかかります。
そんなクルマ維持するのに必要な費用を、全て親から出してもらえる人はほとんどいないと思います。
そのため、学生時代に乗るクルマとしては、状態が良く維持費の安い中古車がおすすめです。
軽自動車やコンパクトカーであれば、燃費が良く税金も安く済みます。
軽自動車
軽自動車は、排気量660cc以下の車のことです。
税金などの維持費が安く、メンテナンス費用も比較的安く抑えられます。
コンパクトで小回りが利くため、運転の苦手な方でも取り回しがしやすいのが魅力の1つです。
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コンパクトカー
「コンパクトカー」に、明確な定義は存在しません。
一般的に、普通車のうち全長がおよそ4,200mm程度、全幅がおよそ1,700mm程度までの「5ナンバー車」が、コンパクトカーと呼ばれることが多くあります。
車体がコンパクトなので、軽自動車のように取り回ししやすいのが特徴です。
軽自動車よりも排気量があるので、坂道や高速走行も快適です。
軽自動車に比べ、税金や維持費は高くなりますが、初心者でも運転しやすくパワーのある車が欲しいという人におすすめです。
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自由な休日を楽しむためのクルマ
独身だったり子供が独立する時期になったら、比較的自由にお金を使えるようになります。
ドライブを楽しむためのクルマや、レジャーを満喫するためのクルマを選べば、休日を満喫することもできると思います。
セダン
セダンタイプの車は、後部座席とトランクルームが別々になっている車のことです。
古くからある伝統的なタイプの車で、性別や年齢を問わず愛されているタイプです。
高級車にはセダンタイプの車が多く、走行性能や安全性能に優れた車が多いのも特徴です。
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クーペ
クーペとは、本来「2人乗りの車」を指す言葉でした。
最近では、「スポーティな車」全般のことを「クーペ」と呼ぶことが多くあります。
基本的に、クーペはドアが左右2枚のみのものを指します。
4ドアや5ドアの車に比べると、乗り降りがしにくいなど実用性の面で劣る部分がありますが、その分スポーティな走りを楽しめるなどのメリットがあります。
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家族優先のクルマ選び
子供が幼い頃は、ベビーカーやおもちゃなど、車に載せる荷物が増えがちです。
また、シートにはチャイルドシートを取り付ける必要があります。
子供と一緒に乗り降りしやすい、軽自動車やミニバンなどもおすすめです。
ミニバン
一般的に、3列シートを備えた定員が7~8人のワゴンタイプの車のことを「ミニバン」と呼んでいます。
車高が高く、室内が広くて荷物をたくさん載せられるのが特徴です。
反面、燃費や取り回しが悪いため、走行安定性は悪くなってしまいます。
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仕事で使うのであれば機能重視
近距離を移動することの多い営業職であれば、軽自動車やコンパクトカー、セダンが便利です。
遠方へ出張することの多い仕事であれば、ハイブリッドカーやステーションワゴンもおすすめです。
大きな荷物を運ぶことが多い人は、ハイエースのようなワンボックスカーが便利でしょう。
仕事用にクルマを選ぶ場合は、燃費や走行性能、収納スペースなど、機能重視で選ぶのがおススメです。
ステーションワゴン
ステーションワゴンとは、後部座席とトランクルームが一体になっている車のことです。
荷物を積載するためのスペースが広く取られているため、たくさんの荷物を積む機会の多い人におすすめです。
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ハイブリッド車
ハイブリッド車とは、2つ以上の動力源を持つ自動車のことです。
一般的にハイブリッド車と呼ばれる車は、内燃機関(エンジン)と電動機(モーター)を動力源として備えているHEV(hybrid electric vehicle)です。
車種によって違いはありますが、エンジンのみで走行、モーターのみで走行、エンジンとモーターを同時に使用して走行するなど、運転条件によって動力を切り替えて走行できます。
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さいごに
なぜ、ライフステージやライフスタイルに合わせてクルマを買い替えた方が良いのでしょうか。
それは、就職や結婚など人生の大きなイベントごとに、車を所有する目的が異なってくるからです。
ライフステージやライフスタイルに最適なクルマは、「なぜ、車を所有するのか」という「目的」を明確にすることで簡単に見つかります。
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