普通自動車と違って、意外と選べる保険が少ないんだね。
どうやって選べばいいの?
そんな疑問にお答えします。
当記事を読めば、緑ナンバー・黒ナンバーに最適な自動車保険の選び方が分かります。
運送業など、クルマで事業を営む上で、自動車保険への加入は必須です。
でも、緑ナンバーや黒ナンバーの場合、普通自動車と違って加入できる自動車保険の数が限られています。
特に、保険料が割安なダイレクト型自動車保険を利用しようと思っても、営業車の場合は見積を出してもらえない場合もあります。
そうは言っても、
- 緑ナンバー・黒ナンバーだと、自動車保険料が割高になる理由が知りたい
- できるだけ自動車保険料を安くして、月々の経費を抑えたい
- どんな保険プランがあるのか知りたい
と考えている人は多いのではないでしょうか?
今回は、緑ナンバー・黒ナンバーに最適な自動車保険の選び方について詳しく解説します。
緑ナンバー・黒ナンバーは、「事業用」として登録されている自動車
車検証に「事業用」と記載されているクルマは、自家用車と異なる色のナンバープレートを付けることになります。
事業用車両の場合、普通自動車は緑ナンバー、軽自動車は黒ナンバーを取り付けます。
事業用車両と自家用車両の一番大きな違いは、運搬物が違うということ。
他人・他社の所有しているモノや人を載せて「運賃を貰う」目的で使用される車両が、事業用車両となります。
だから街で見かける路線バスやタクシーなどは、緑ナンバーを付けているんです。
クルマのナンバープレートの種類
白ナンバー | 普通サイズ以上の自家用車 |
黄ナンバー | 軽自動車サイズの自家用車 |
緑ナンバー | 普通サイズ以上の事業用車両 |
黒ナンバー | 軽自動車サイズの事業用車両 |
青ナンバー | 外務省が使用する専用車両 |
緑ナンバー・黒ナンバーで加入が必須となる、2種類の自動車保険
自動車保険は、
- 自賠責保険
- 任意保険
の2種類に分けられます。
自賠責保険は、車検手続きの際に加入が義務付けられている強制保険です。
これに対して任意保険は、加入する義務はないものの、加入することで手厚い補償が期待できます。
自賠責保険は、被害者の救済を目的とした保険。
そのため、事故の被害者は加害者を介さずに、最低限の損害賠償金を直接受け取ることができる仕組みになっています。
事故の度合いによっては、巨額の損害賠償を請求されるケースもあります。
そのため、事故の危険と隣り合わせの運送業を営む場合は、保険料によって保証範囲や保証額を選べる任意保険に必ず加入しておくべきです。
緑ナンバー・黒ナンバーが加入できる任意保険
緑ナンバー・黒ナンバーのクルマは、事業用の自動車保険にしか加入できません。
2020年現在、事業用車両向けの任意保険を取り扱っている保険会社は、全部で6社あります。
これらは全て、代理店型の自動車保険です。
保険料が割安な「通販型自動車保険」は、緑ナンバー・黒ナンバー車用のプランが用意されていないんです。
そのため、事業用の自動車保険は割高になると思っておいた方が良いでしょう。
また、事業用の自動車保険が高くなるのは、走行距離が多くなりがちなため、事故リスクが高まることも理由の1つです。
緑ナンバー・黒ナンバーにおすすめの自動車保険
緑ナンバーの場合は共済がイチバン!
緑ナンバーで新たな自動車保険への加入を考えている場合は、まずは共済を調べてみるのがおすすめです。
たとえば、トラック運送業界であれば、全国に15の交通共済協同組合があります。
タクシーの場合も、各地域にタクシー交通共済協同組合が設置されています。
各業界に精通した共済組合のため、過去の事故対応事例が豊富なのが魅力。
非営利団体のため、保険料も比較的割安に設定されています。
緑ナンバーで新たに自動車保険への加入を考えている場合は、所属業界の共済を調べてみることをおすすめします。
黒ナンバーの場合はネットで見積依頼
黒ナンバーを所有している事業者の場合、多くの車両を持っている事業者よりも、個人で活動している事業者の方が多い傾向にあります。
その場合、共済を利用するよりも事業用自動車保険を活用した方がお得です。
そうは言っても「保険会社の営業マンを呼んで話をする時間がない」という人におすすめなのが、「はたらくクルマの自動車保険」。
事業用車両の自動車保険を、ネットで申し込むことができるサービスです。
黒ナンバーだけでなく、緑ナンバーの自動車保険も申し込み可能。
見積はわずか2ステップで出してもらうことができます。
まずは公式サイトへアクセスし、
\緑ナンバー・黒ナンバーOK/
- 会社名
- 担当者名
- 住所
- 見積希望台数
など必要事項を入力。
車検証をメールもしくはFAXで送信すれば、あとは連絡を待つだけです。
とっても手続きが簡単で、保険開始もスピーディ。
最短即日加入も可能です。
急いで保険に加入したい法人・個人事業主の方におすすめのサイトです。
緑ナンバー・黒ナンバーの自動車保険を少しでも安くするヒント
フリート契約にする
保有しているクルマが10台以上の場合、自動車保険はフリート契約に切り替わります。
フリート契約とは、一般的なノンフリート契約と違い、等級制度がありません。
保険料は契約台数が多いほど、支払われた保険金が少ないほど、割引率が高くなります。
フリート契約とノンフリート契約の割引率の違いは、
ノンフリート契約 | 最大63%割引 |
フリート契約 | 最大約80%の割引 |
となります。
フリート契約にすれば、保険料が安くなるだけでなく、保険証券をひとつにまとめることができるので、管理しやすくなるのも大きなメリットです。
ミニフリート契約を検討する
契約台数が2台以上9台以下の場合、ミニフリート契約が適用されます。
ミニフリート契約の場合、契約台数が多いほど割引率が高くなります。
注意したいのは、多くの保険会社では3台以上でないとミニフリート契約とならない場合があるということ。
見積の際、ミニフリート適用条件を確認しておく必要があります。
さいごに
運送業など、クルマで事業を営む上で、自動車保険への加入は必須です。
でも、緑ナンバーや黒ナンバーの場合、普通自動車と違って加入できる自動車保険の数が限られています。
特に、保険料が割安なダイレクト型自動車保険を利用しようと思っても、営業車の場合は見積を出してもらえない場合もあります。
- できるだけ自動車保険料を安くして、月々の経費を抑えたい
- 保険会社の営業マンを呼んで話をする時間がない
という人におすすめなのが、「はたらくクルマの自動車保険」。
はたらくクルマの自動車保険であれば、事業用車両の自動車保険をネットで申し込むことができるんです。
急いで自動車保険に加入したい法人・個人事業主の方におすすめのサービスです。
\緑ナンバー・黒ナンバーOK/
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