そんな疑問にお答えします。
当記事を読めば、出張査定を依頼して愛車を高く売る方法が分かります。
クルマを売ろうと思ったら、ディーラーに持ち込んで下取りしてもらったり、中古車買取業者にクルマを持ち込んで査定してもらうのが一般的だと思います。
でも、
- 時間が無くてクルマを持ち込めない
- 車検が切れてしまった
- クルマが壊れて動かなくなった
- 免許を返納してクルマを運転できなくなった
など、さまざまな事情で店舗へクルマを持ち込むことができない場合だってあります。
そんなときは、中古車買取業者に出張査定を依頼すれば、買取業者の査定士がやってきて査定してくれます。
でも、出張査定を依頼しても、本当に愛車を高く買い取ってもらえるのでしょうか?
また、出張査定で起こりがちなトラブルは何かあるのでしょうか?
今回は、出張査定で愛車を高く買い取ってもらうコツと、起こりがちなトラブルを避けるための方法について詳しく解説します。
出張査定を利用するメリット
出張査定とは、その名の通り自宅や職場などに中古車買取業者の査定士が訪問し、クルマの査定を行ってくれるサービスのことです。
出張査定でチェックされる項目は、店舗で行われる査定と同じく、
- クルマの基本情報(車種・年式・走行距離など)
- 外装の状態
- 内装の状態
- 修復歴の有無
- エンジンや足回りの状態
など、さまざまな個所がチェックされ、査定額が決まります。
出張査定を利用するメリットとして、次のようなものが考えられます。
時間の効率化
中古車買取業者にクルマを持ち込んで査定してもらおうと思っても、忙しくてなかなか時間が取れないという人も多いと思います。
特に、自宅や職場の近くに買取店が無い場合には、空いた時間を使って査定してもらうということも難しいでしょう。
遠方の買取業者に持ち込もうと思ったら、査定のためだけに丸1日かかってしまう、なんてこともあるかもしれません。
そんなときは、自宅や職場まで査定に来てもらえる出張査定を利用すれば、時間を効率的に使うことができます。
車検切れ・故障などでクルマを動かせない
店舗に持ち込みたくても、クルマを走らせることができない場合もあります。
たとえば、車検が切れているクルマは、公道を走ることができません。
また、乗る機会が少なかったクルマは、バッテリーが上がっていたりタイヤの空気が抜けてしまっていることだってあるかもしれません。
事故や災害などで、自走できない場合も当然店舗へ持っていくことは不可能です。
このような場合も、出張査定を依頼すれば自宅や職場まで査定に来てくれます。
免許を返納してクルマを運転できなくなった
「運転免許自主返納」という手続きがあります。
これは、有効期限の残っている運転免許を返納することです。
高齢ドライバーの事故が多発してきたことから、1988年4月から導入されているシステムで、家族から促されたり、あるいは自ら運転免許証を返納したという人も多いのではないでしょうか。
免許を返納してしまうと、当然ですがクルマを運転することはできません。
このような場合でも、出張査定を依頼すれば自宅や職場まで査定に来てくれます。
出張査定で愛車を少しでも高く買い取ってもらうためのコツ
付属品や必要書類を揃えておく
新車購入時に搭載されていた付属品は、出張査定のタイミングに合わせて揃えておきましょう。
特に、
- 取扱説明書
- 保証書(整備手帳)
などは、紛失した場合はマイナス査定されてしまいます。
- 自動車検査証(車検証)
- 自賠責保険証明書
- 自動車税納税証明書
- リサイクル券
など、売却に必要な書類が揃っているかもチェックしておくのがおすすめです。
ほかにも、社外オーディオやカーナビ、マフラー、ホイール、エアロパーツなど、カスタムしたパーツがある場合は、純正品を用意しておいた方が高く売れます。
洗車しておく
あまりにもクルマが汚いと、査定士から
- 普段全くメンテナンスされていなかったクルマかもしれない
- 大切に乗られてきたクルマではないのかもしれない
と判断され、査定額が低くなってしまう可能性があります。
反対に、キレイなクルマであれば査定士の印象も良くなるので、汚れや車内のニオイなどを理由に減額されることはまず無いでしょう。
高く買い取ってもらおうと思ったら、査定前に洗車や車内清掃をしておいて損はありません。
クルマの良い点をアピールする
出張査定で査定士がクルマを査定する時間は、約30分ほどです。
その後、査定結果の説明や売却の流れなどの説明に約30分程度、合計1時間程度の時間がかかるのが一般的です。
「そんなに短い時間で、本当にクルマの価値が分かるの?」
と思う人もいるかもしれません。
でも、クルマのおおよその買取金額は、出張査定の前にある程度決まっているのです。
出張査定を依頼する際、
- 車種
- 年式
- 走行距離
- グレード
など、クルマの基本情報を買取業者に伝えているはずです。
この時点で、おおよその買取金額が決まっていると考えてよいでしょう。
実際に出張査定でクルマをチェックする際は、プラス査定になるポイントとマイナス査定になるポイントを確認し、正式な査定額を決めているのです。
中古車の買取査定は、車検や点検のようにクルマの隅々までを細かくチェックするわけではありません。
そのため、本来プラス査定になるような箇所も、見逃されて買取金額に反映されない場合があります。
- オイル交換の頻度
- 洗車やワックスがけの頻度
- エアコンフィルターの交換頻度
- 社外パーツや純正パーツの状態
といった箇所は、クルマを見ただけでは分かりにくいものです。
こうしたポイントが、どれだけ査定額に影響を与えるかはケースバイケースですが、少なくともマイナスにはなりません。
クルマの良い点をアピールしておけば、大切に乗られてきたクルマだと判断され、査定額がアップする可能性があります。
査定場所を指定することで、交渉を有利にする
出張査定に来てもらえる場所は、基本的に自宅です。
希望すれば、職場など自宅以外の場所に来てくれる業者もあります。
- 家族に知られたくない
- 近所の人に知られたくない
などの理由で、自宅に査定士が来るのを避けたいという人もいると思います。
その場合は、事前に買取業者へ相談することをおすすめします。
周囲の目を気にしながら売却交渉すると、焦って相場よりも安い金額で契約してしまう恐れもあります。
- クルマの内装・外装をチェックしやすい、広くて明るい場所
- 周囲の目を気にせず、じっくり売却交渉ができる場所
といった場所に出張査定に来てもらえれば、落ち着いて交渉に臨むことができます。
注意したいのは、広くて人目を気にする必要がないからといって、スーパーやショッピングモールの駐車場を利用するのはNGです。
スーパーやショッピングモールの駐車場は、その店を利用する人のために用意されている場所です。
たとえ短時間でも、店舗と買取業者の間で大きなトラブルに発展してしまう可能性があるので、避けるのが無難です。
動かせないクルマは、専門の買取業者に査定を依頼する
事故や災害などで、動かなくなったクルマでも、出張査定で査定してもらうことができます。
また、乗る機会が少なかったクルマは、バッテリーが上がっていたりタイヤの空気が抜けてしまっていることもあるかもしれません。
このような場合も、出張査定を依頼すれば自宅や職場まで査定に来てくれます。
ただし、クルマの状態が悪いことを理由に、買取業者によっては買取を拒否される場合もあります。
買取不可となった場合、業者からは廃車手数料を支払って廃車することをすすめられるかもしれませんが、それに応じてしまうのは避けた方が良いでしょう。
廃車買取業者に依頼すれば、クルマを買い取ってもらえる可能性があります。
廃車買取業者が買い取ったクルマは、海外に輸出したり、まだ使用できるパーツがあれば修理部品として販売したり、解体して鉄やアルミなどに分別してリサイクルされます。
クルマを処分する際に必ず必要になる、廃車手続きもすべてお任せできる場合が多いので、動かなくなったクルマは廃車買取業者に引き取りを依頼するのが賢い方法です。
出張査定でよくあるトラブル
中古車買取業者にクルマを持ち込む必要なく、自宅で査定してもらえる便利な出張査定ですが、メリットばかりではありません。
査定士とトラブルになりがちなポイントとして
- 出張査定は無料だと思っていた
- その場で売却を即決するよう迫られた
などがあります。
【トラブル】出張査定は無料だと思っていた
大手の中古車買取業者から、地域密着型の小規模買取業者まで、ほとんどの中古車買取業者が出張査定に対応しています。
多くの買取業者では、出張査定は無料でやってくれます。
でも、中には有料の業者もあるので、申し込み前に必ず確認しておく必要があります。
そもそも買取業者側からしてみれば、出張査定には人件費や交通費がかかるため、本来であれば有料でなければいけないサービスなんです。
注意したいのは、表向きは「出張査定は無料です」と謳っている業者でも、あくまでもその業者にクルマを売ることが前提となっているところもあります。
そのため、出張査定の査定金額に納得がいかず、売却しなかった場合は出張査定の費用を請求される場合があります。
トラブルにならないように、売却しなかった場合でも出張査定は無料かどうかを確認してから、出張査定を依頼する必要があります。
【トラブル】その場で売却を即決するよう迫られた
クルマの査定が終わり、金額交渉の段階になると、査定士が売却を迫ってくる場合があります。
「もしもこの場で売却を決めてくれたら、あと3万円上乗せしますよ」
なんて言われたら、心が揺らいでしまうかもしれません。
でも、あなたはその場で売却を決めなければならない理由は無いはずです。
そもそも、査定士が最初に提示してくる査定額は、敢えて安めに設定されています。
「即決してくれたら、買取金額を上乗せしますよ」
と言われたら、なんだか得したように思うかもしれません。
営業トークに惑わされないためには、他の買取業者からも査定見積を取るのがおすすめです。
また、査定士の中には、
「売却してもらうまで帰れません!」
なんて粘ってくる人もいるかもしれません。
その場合は、毅然とした態度で
「一番高く買い取ってくれる業者に売るつもりなので、すぐには決められない」
と、はっきり伝えることです。
出張査定の申し込み方法
出張査定を依頼する場合は、買取業者に電話したり、公式サイトで必要事項を入力することになります。
その後、出張査定の日時や場所を打ち合わせし、指定日時に査定士が来て査定してくれることとなります。
愛車を少しでも高く売ろうと思ったら、複数の買取業者に査定を依頼する必要があります。
なぜなら、1社だけに査定を依頼しても、クルマの本当の価値が分からないからです。
複数の買取業者が出した査定結果を見て、初めてそのクルマの価値が分かるのです。
また、複数の買取業者にうまく査定を競わせれば、査定金額が上がります。
愛車を高く売ろうと思ったら、少なくとも、3社以上の買取業者に査定を依頼することをおすすめします。
効率的に複数の業者から見積を取れる「一括査定」
複数の買取業者に出張査定を依頼しようと思ったら、連絡先を調べて電話をかけ、その都度クルマの情報を伝えたり、出張査定の日程を調整する必要があります。
でも、インターネットの「一括査定サイト」を利用すれば、一度の申し込みで複数の買取業者から概算見積を取ることができます。
車種や年式、走行距離などの必要事項を入力するだけで、複数の中古車買取業者から見積を取ることができるので、高額買取してくれる業者を効率的に探すことができます。
おすすめの車一括査定サイト
ユーカーパック
営業電話がかかってくることは無く、査定は提携ガソリンスタンドか自宅で1回のみ。
連絡も査定も、ユーカーパックから1回のみなので、わずらわしい電話や手続きが一切必要ないのが魅力です。
\1回の査定で最大5,000社が金額提示/
ガリバー
全国にある約550店舗を中心とした、約18000のネットワークを活用した車買取査定サイト。
買い取られたクルマは、全国のガリバーやオークション、海外店舗で販売されます。
累計販売台数は100万台以上。
豊富な実績をもとに、適正な査定金額を提示してくれます。
\あなたの愛車は今いくら?/
さいごに
愛車を高く買い取ってもらうコツは、そのクルマを欲しがっている買取業者を見つけることです。
- 販売するための中古車在庫が少なくなっている
- 買取強化キャンペーン中
- 買い取り実績を伸ばしたい
など、業者はさまざまな事情を抱えています。
売りたいクルマと欲しいクルマの条件がピッタリ合えば、高額査定が期待できます。
一括査定サイトを利用すれば、多くの買取業者に売りたいクルマの情報を開示できるので、一番高く買い取ってもらえそうな業者とのみ、交渉を進めることができます。
効率的に愛車を高く買い取ってくれる業者を探したければ、一括査定サイトを利用するのがおすすめです。
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