そんな疑問にお答えします。
当記事を読めば、新車の値引き交渉で使える「競合」の方法が分かります。
新車を購入する際、値引き交渉をしたいけれど何から話せばいいのか分からないという人も多いと思います。
そんなときに使えるのが、他社メーカーのライバル車を引き合いに出すこと。
ディーラー営業マンに対しては、他の車種を買う可能性を匂わせておくことで、値引き交渉が有利に進む場合があります。
少しでも安く新車を買おうと思ったら、ライバル車の見積を取っておくのは重要です。
見積を取るのと同時に、性能・居住性・運転のしやすさ・オプションの違いなどを比較しておけば、
「他社メーカーのクルマでは標準装備なのに、この車種には付いていないんですか?」
などと、交渉の材料にできる場合もあります。
ライバル車との競合以外にも、さまざまな競合のやり方があります。
今回は、新車購入の際の競合設定について詳しく解説します。
競合の種類
新車購入の商談を有利に進めるため、欲しいクルマのライバルを引き合いに出す「競合」という方法があります。
競合にはいくつかのパターンがあり
- 他メーカーのライバル車と競合させる
- 同一メーカーの姉妹車と競合させる
- 異なるディーラーで同一車種を競合させる
といった方法があります。
それぞれの競合を交渉材料とするためには、欲しいクルマのライバルとなる車種を調べ、そのクルマの見積を入手しておく必要があります。
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他メーカーのライバル車と競合させる方法
競合の中で最も多いのが、他メーカーのライバル車との競合です。
まずは欲しい車種と同じクラス・価格帯の他メーカーの車種を選びます。
数種類の車種を選んでもいいのですが、そのクラスで一番売れている車種を選ぶのがおすすめです。
例えばミニバンだと、ホンダのステップワゴンが本命車の場合、日産のセレナを競合車に設定してみるのもいいでしょう。
それぞれの見積を取り、カタログなどで性能・装備・価格の違いなどを比較しておきます。
ライバル車の見積や比較した内容は、ディーラー営業マンに早い段階で伝えるのは得策ではありません。
たとえ欲しいクルマが決まっていたとしても、交渉の最初の段階ではどんな車種にしようか悩んでいるように装って、営業マンの説明を素直に聞いておいた方がいいでしょう。
新車を購入する際は、営業マンと長く付き合っていくことになります。
相手が信頼できる営業マンかどうか、クルマの説明を聴きながらそれとなく観察しておくのもいいかもしれません。
お互いの信頼関係が築けてた後で、ライバル車の競合を伝え、値引き交渉をするのがおすすめです。
同一メーカーの姉妹車と競合させる方法
例えば、トヨタのヴェルファイアとアルファードは、車種名や外観に違いはありますが、基本的な中身(プラットフォーム)は同じです。
このような姉妹車は他にも数種類あり、トヨタのタンクとルーミーも姉妹車になります。
基本的に、姉妹車はメーカーが同じでも、取り扱いディーラーが異なります。
欲しいクルマと基本構造が同じ姉妹車は、競合させる価値は大いにあると思います。
異なるディーラーで同一車種を競合させる方法
基本的に、新車を販売するディーラーは都道府県単位のフランチャイズ制となっています。
そのため、県が違えば経営する会社も異なる場合がほとんどです。
近隣の県まで行って商談できるようであれば、同じ車種同士で競合させることが可能となります。
一般的に、人口の多い都市の方が価格競争は激しくなる為、大きな値引きが期待できます。
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さいごに
さまざまな競合のやり方がありますが、一番簡単なのはライバル車の見積を取って本命車と競合させる方法です。
ライバル車の見積を取る場合は、最後に本命車の見積を取るのがおすすめです。
それまでに取った見積内容を頭に入れておけば、本命車の価格交渉もスムーズに進めることができます。
注意したいのは、貰った見積書を他社の営業マンに見せないということ。
他社の見積書を簡単に見せてしまうのは
「自分が出す見積書も、値引きの材料にされてしまうかもしれない」
と、あまり良い印象をもたれない場合があります。
また、見積書に書かれた金額に合わせて値下げされてしまうので、より大きな値引きを引き出す可能性を潰してしまうことにもなります。
競合車の見積は、絶対に手に入れておいて損はありません。
うまく競合させれば、欲しいクルマをお得に購入できる可能性が高くなります。
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