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車検切れのクルマを高く売却したい人のための、意外な方法とは?

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男性
男性
車検がほとんど残っていないクルマを売ろうと思っているんだけど、やっぱり安く買いたたかれてしまうのかな?

そんな疑問にお答えします。

当記事を読めば、買取査定に車検の残り期間がどう影響するのかが分かります。

トラジロー
トラジロー
こんにちは、トラジローです。

クルマを手放す時期として最も多いのが、車検が切れそうになるタイミング。

車検を通すためには、それなりの費用がかかります。

そのため、車検が切れる直前に売却して、車検代を浮かそうと考える人が多いのが現状です。

一方、ユーザー車検や格安車検を使って車検を通すことで、少しでもプラス査定を得ようと考える人もいると思います。

果たして、車検が切れる直前に売却するのと、車検を通した直後に売却するのでは、どちらが得なのでしょうか?

車検を通した直後に売却する方が、買取価格は高くなる可能性はありますが、車検費用以上のプラス査定となる場合はまずありません。

そのため、たとえ車検が切れていたとしても、そのままの状態で売却するのがおすすめです。

今回は、買取査定と車検残の関係について詳しく解説します。

 

車検残と買取査定の関係

普通車の場合、車検の期間は新車で3年、以降は2年毎と決まっています。

車検期間が長く残っているほど、買取査定ではプラス査定となります。

どの程度のプラス査定となるかは、日本自動車査定協会が定めている「中古自動車査定基準及び細則」で目安を知ることができます。

多くの中古車買取業者では、この査定基準を参考に各社独自の査定基準を設けています。

日本自動車査定協会が定めた査定基準では、国産中古車は軽から特Cまでの8つのクラスに分けられており、各クラス別に車検の残り期間によって加点される点数が決められています。

車検残加点

車検残のあることによる優位性を考慮し、その商品価値を加点する

【乗用車系】

クラス/残月数 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
0 0 0 3 5 7 9 11 13 15 17 20
0 0 0 3 5 7 9 11 13 15 17 19
Ⅱ・Ⅲ 0 0 0 2 4 5 7 8 10 12 13 16
0 0 0 2 4 5 7 8 10 12 13 15
0 0 0 1 1 2 2 3 4 5 6 7

引用:「中古自動車査定基準及び細則」

 

車検残加点表を見ると、12か月間の車検期間が残っている場合、特クラスのクルマで20点の加点、軽クラスで7点が加点されることになっています。

加点される点数は、1点1000円で計算されるので、20点の加点の場合は2万円、7点加点の場合は7000円のプラス査定となります。

また、プラス査定となるのは、車検期間が4か月以上残っている場合に限ることが、表から読み取ることができます。

注意したいのは、この基準はあくまでも日本自動車査定協会が定めている査定基準だということです。

中古車買取店によっては、これ以上にプラス査定してくれる場合もありますし、反対にほとんど査定に影響がない場合もあります。

車検期間の残りをどう評価するかは、それぞれの買取店によって違ってくるんです。

 

車検を通してから売却すると損をする?

一般的に、車検の残り期間が3カ月を切っている場合は、プラス評価とはなりません。

では、車検を通してから売却すれば、高額査定となるのでしょうか?

査定額はプラスとなるかもしれませんが、逆に損をしてしまうことがほとんど。

日本自動車査定協会が定めている車検残加点表によると、車検の残り期間が24か月の場合、特クラスで70点、軽クラスで30点になっています。

金額にして、7万円と3万円です。

一度でも車検を通したことのある方は経験済みだと思いますが、この金額は車検を取得するためにかかる法定費用や点検整備費用の一部にしかなりません。

2~3回目以降の車検の場合、修理や交換が必要な部品が出てくるため、高額な車検代がかかってしまうケースがあります。

つまり、新たに車検を取得して売却しようとすると、プラス査定の金額よりも車検代の方が高くついてしまい、赤字になってしまうのです。

 

車検が残っていても査定額がそれほど高くならない理由

中古車買取店は、買い取ったクルマが売れなければ利益になりません。

でも、買い取ったからといってすぐに売れるとは限らないのです。

もしも長期在庫となってしまった場合、車検の残り期間が短くなったり、車検が切れてしまうことだって考えられます。

そのため、車検期間が数か月間残っていたとしても、買取査定額はそれほど高くはならないのです。

 

車検が切れてしまったクルマでも売れるのか?

普段乗る機会の少ないクルマであれば、

「気が付いたら車検が切れていた」

なんてこともあるかもしれません。

たとえ車検が切れていたとしても、売却することは可能です。

ただし、車検切れのクルマは公道を走ることはできません。

もしも車検切れのクルマで公道を走った場合、

  • 90日間の免許停止
  • 1年6か月以下の懲役または80万円以下の罰金

といった罰則を受けることになります。

車検が切れて行動を走れない場合、中古車販売店に依頼すれば、大抵は自宅まで査定に来てもらえます。

また、市役所で仮ナンバーを発行してもらえば、中古車販売店まで自分で運転して行くこともできます。

車検が切れているクルマでも、査定額が大きくマイナスされることはほとんどありませんので、敢えて新たに車検を通さずに査定してもらうのがおすすめです。

 

車検が切れる前に売却するメリット

たとえ車検が切れていたとしても、クルマを売却することは可能です。

でも、売却に最適な時期は「車検が切れる前」だと言えます。

車検が切れる前に売却できれば

  • 車検代がかからない
  • 自賠責保険を新たに支払う必要が無い
  • 自動車重量税を新たに支払う必要が無い
  • 検査手数料を支払う必要が無い

というメリットがあります。

 

車検代がかからない

車検の基本料金には

  • 車検代行手数料
  • 検査料
  • 24か月点検整備料

が含まれています。

車検の基本料金には、代行手数料、検査料、24ヶ月点検整備料の3つが含まれています。

費用は整備工場やディーラーなど、車検を依頼する先によって異なります。

車種によりますが、ディーラーの場合は10万円程度、民間整備工場の場合8万円程度になることもあります。

車検を通さなければ、こうした車検代がかかりません。

 

自賠責保険を新たに支払う必要が無い

自賠責保険は、どこで車検を受けても必ず必要となる法定費用です。

車検の際に24か月分を支払うことになりますが、

普通車 25,830円
軽自動車 25,070円

の金額が必要です。

自賠責保険は、正式には「自動車損害賠償責任保険」と言い、クルマを所有する場合は車検期間分必ず加入することになっています。

 

自動車重量税を新たに支払う必要が無い

自動車重量税は、車両重量によって課税される税金のことです。

普通車の場合は、車両重量0.5トンごとに税額が変わりますが、軽自動車の場合は一律5000円となっています。

重量税は、排出ガス性能や燃費性能に優れた環境性能の高い車種に対しては、エコカー減税が適用されます。

車検時に決められた税額を納めることになるので、車検前に売却すれば支払う必要がありません。

 

検査手数料を支払う必要が無い

検査手数料とは、車検を受ける際に支払う手数料のことです。

検査手数料は印紙で支払うことになります。

3ナンバー車 1800円
5ナンバー車 1700円
軽自動車 1400円

当然、車検を受ける前に売却すれば支払う必要がありません。

 

車検残が短い、もしくは車検が切れたクルマを高く売る方法

売却時期を選ぶ

クルマの買取価格が高くなる時期は、毎年決まっています。

それは

  • 1月~2月
  • 7月~8月

の時期です。

新車や中古車が最も売れる時期は、3月と9月です。

特に3月は、就職など新生活のスタートに向けて、新しくクルマを購入する人が増える時期になります。

また、多くの自動車メーカーや新車ディーラーでは、3月が決算期となっているので、1台でも多くクルマを売ろうと販売強化に乗り出す業者が増える時期でもあります。

9月も転勤などでクルマを購入する人が増える時期です。

自動車メーカーや新車ディーラーでも、9月は半期決算のタイミングに当たるので、3月ほどではありませんが販売競争が激しくなります。

こうしたクルマが最も売れる時期に備えて、中古車販売店は事前に在庫を確保しておく必要があります。

中古車買取業者が中古車を買い取っても、整備や点検をする必要があるため、店頭に並ぶまでには1か月ほどかかってしまいます。

そのため、3月と9月に売るための在庫を確保するため

  • 1月~2月
  • 7月~8月

の時期は、車検の残り期間に関わらず、高く買い取ってくれる業者が増えるのです。

 

売却先を選ぶ

クルマの売却先が違えば、買取金額は大きく違ってきます。

クルマを売る方法は、大きく分けて4つの方法があります。

クルマを売る方法

下取りに出す

買取業者に持ち込んで買い取ってもらう

個人売買

一括査定

それぞれメリット・デメリットがありますが、安全に効率よく売却手続きを進めようと思ったら、一括査定を利用するのがおすすめです。

インターネットの車一括査定サイトを利用すれば、一度に数社から概算見積を取ることができます。

それぞれの買取業者から提示された金額を比較して、高値で買い取ってもらえそうな業者とのみ交渉を進めることができます。

 

おすすめの車一括査定サイト

ユーカーパック




最大5000社の価格を比較できるユーカーパック。

営業電話がかかってくることは無く、査定は提携ガソリンスタンドか自宅で1回のみ。

連絡も査定も、ユーカーパックから1回のみなので、わずらわしい電話や手続きが一切必要ないのが魅力です。

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【ユーカーパック】

 

ガリバー




全国にある約550店舗を中心とした、約18000のネットワークを活用した車買取査定サイト。

買い取られたクルマは、全国のガリバーやオークション、海外店舗で販売されます。

累計販売台数は100万台以上。

豊富な実績をもとに、適正な査定金額を提示してくれます。

\あなたの愛車は今いくら?/
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さいごに

車検の残り期間が少なかったり、車検が切れているからといって、売却前に車検を通してしまうと損をします。

新たに車検を通しても、買取査定では車検費用以上のプラス査定が付くことはまずありません。

上手に売却時期を選んで、高く買い取ってもらえる買取業者に買い取ってもらうのがおすすめです。

 

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