エアコンから漂う異臭が気になって、カー用品店で
「エアフィルターの交換をお願いします」
とお金を払って依頼したのに、交換後も異臭がし続けて疑問に思ったことはありませんか?
その理由は、
- エアフィルター
- エアコンフィルター
の違いを理解していなかったからかもしれません。
エアフィルターとは、ボンネットの中に装着されているエンジン内部に送り込む空気の処理をするパーツ。
エアコンフィルターとは、ダッシュボード内に装着されているエアコンから出る空気を処理するパーツなんです。
名前が似ているので、2つのパーツは混同されがち。
今回は、そんなエアフィルターとエアコンフィルターの違いについて詳しく解説していきます。
エアフィルター
エアフィルターとは、エンジン内部に空気を取り込む際、内部にほこりやごみが入らないように防いでくれるフィルターのことです。
つまり、エンジンルーム内に設置されているのがエアフィルターです。
エアフィルターが汚れると空気の吸い込みが悪くなり、加速が鈍くなり燃費の悪化につながります。
取り込まれる空気に砂塵・異物などが混じってしまうと、エンジン内部を傷つけたり、エンジン不調につながったり、最悪の場合にはエンジン破損につながってしまうケースもあり
す。
そんなエアフィルターは、
- 乾式
- 湿式
- ビスカス式
の3種類があります。
乾式エアフィルター
紙や不織布でできたエアフィルター。
水洗いできないため、定期的な交換が必要です。
湿式エアフィルター
ウレタン素材などでつくられているエアフィルター。
水洗いが可能です。
ビスカス式エアフィルター
ビスカスオイルを浸透させたろ紙が使われているエアフィルター。
埃を落としやすいのが特徴ですが、水洗いはできません。
エアコンフィルター
エアコンフィルターは、基本的に助手席のグローブボックスの奥に設置されています。
エアコンフィルターの役割は、車内に送る空気をきれいにすること。
エアコンフィルターが汚れると、エアコン風量が低下して冷暖房が効きにくくなったり、ニオイの原因となってしまいます。
エアフィルター・エアコンフィルターの交換時期の目安は?
フィルターの交換時期は、おおむね20,000キロから30,000キロ程度が目安とされています。
空気中の不純物の量によっては、早めに交換が必要となる場合もあります。
一般的には、車検に合わせて交換するのが目安。
排気ガスの多い都心部を走る機会が多い場合や、年間走行距離が多い場合は、早めに交換するのがおすすめです。
さいごに
エアコンから漂う異臭が気になって、カー用品店で
「エアフィルターの交換をお願いします」
とお金を払って依頼したのに、交換後も異臭がし続けて疑問に思ったことはありませんか?
その理由は、
- エアフィルター
- エアコンフィルター
の違いを理解していなかったからかもしれません。
エアフィルターとは、ボンネットの中に装着されているエンジン内部に送り込む空気の処理をするパーツ。
エアコンフィルターとは、ダッシュボード内に装着されているエアコンから出る空気を処理するパーツなんです。
名前が似ているので、2つのパーツは混同されがち。
違いを理解して、定期的に交換するのがおすすめです。
コメントを投稿するにはログインしてください。